米中激戦! いまの「自衛隊」で日本を守れるか の感想

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参照データ

タイトル米中激戦! いまの「自衛隊」で日本を守れるか
発売日販売日未定
製作者藤井厳喜
販売元ベストセラーズ
JANコード9784584137987
カテゴリジャンル別 » 社会・政治 » 軍事 » 軍事入門

購入者の感想

ジャーナリズムやマスコミが実際に目と耳で取材せずに、想像や妄想で番組や記事を書く時代になってから暫く経ちますが、米中激戦は第1級の情報と鋭い分析を与えてくれる本だと強く感じました。
日本人は、お寺でお葬式に出席すると必ず聴かされる般若心経は、困難に直面した時に「ゼロ」となって正しい道に戻って断崖や大河を乗り越えて彼方に到達せよ…という教えでが、これは仏教ではなく長江文明を源流とする道の思想です。長江文明を担った倭人の血を引く日本人はどんな状況下でもお金という現代の阿片に左右されずに命を賭して正しい道を歩み続けるだろうと思うこの頃です。
嘘をつくのは弱い証拠!どんなに強大に見えても古い世界の人々は脆く崩れ去る運命にあり、人類史の大きな転換点にあることは間違いないと思いました。
また、日本には、商業用の兵器ではなく、ローコストで実践的な兵器が必要に思いました。
必読のほんでした。

物事を時間的空間的に俯瞰し、冷静な分析をすることで著名な藤井厳喜氏と、
アメリカ陸軍大尉として世界最強の軍隊での実践経験を有する飯柴智亮氏との対談本です。

藤井厳喜氏の分析の鋭さは、
『あなたも国際政治を予測できる! 最強兵器としての地政学』
を読んで素晴らしいと思っていましたので、本書がでるとわかった時点で、早速予約しました。

読み進めるごとに、全身に冷水を浴びせかけられるかのごとく、
現実があらゆる側面において如何に危機的な状況であるか、
日本が如何にそれらの危機に対して無防備な状態であるか、
を知らされました。

日米ともに金儲けのためにチャイナを利用したつもりが、チャイナの軍備増強に加担してしまっていたこと
チャイナは有史以来、如何なる王朝・体制・民族下でも領土の膨張を繰り返してきた歴史があり、今もそれを継続していること
ロシアは旧ソ連時代の力はないが、冷静な現実路線をとっているので、機会があれば北海道に侵攻する可能性は十分あること
米中は机の上では対話をしているが、机の下では既に足で蹴りあいが続いていること
日本がロシア、チャイナ、北朝鮮という3つの反日核保有国に囲まれていて、いつ、何が起きても不思議ではないこと
反日似非リベラル野党だけでなく、新露・親中・新朝の与党政治家や役人の利権のために、国民が危機に追い込まれていること
それにも関わらず、
これらの最大の危機に対して自覚もなく、正面から向き合うこともせず、
これらを俯瞰することも冷静に分析することもろくにできず、
外交・安全保障に対する有効な戦略と、戦略に基づく適切な施策も打ち出さず、打ち出せず、
枝葉末節な問題に時間を浪費している政府・政党・役人の姿が明快に炙り出されています。

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