「小池劇場」が日本を滅ぼす の感想

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参照データ

タイトル「小池劇場」が日本を滅ぼす
発売日2017-06-09
製作者有本 香
販売元幻冬舎
JANコード9784344031289
カテゴリジャンル別 » 社会・政治 » 政治 » 政治入門

購入者の感想

今話題の希望の人が主人公。著者は静岡県(西伊豆)育ちのジャーナリストでラジオでのキレの良い解説を聞いて関心を持ったので読んでみた。豊洲移転問題、オリ・パラリンピックの準備が大幅に遅れていることなど、東京だけでなく日本の信用にも危機が迫っているのが分かった。詳細な取材で積み上げた説得力のある解説はTV報道とは異なる視点を提供してくれる。

小生も含め建設に従事したことのある技術者の会合では昨年来、「なぜ盛土がないことが問題なのか。都庁の技術者はなんで説明しないのか」。誰しもそのように言っていた。東京都の予算で建設した築地大橋、豊洲大橋は本来2016年11月に供用開始され、都民はじめ多数の利用者に便益を提供していた筈だ。それなのに市場移転の中止により、未開通のままだ。市場の豊洲移転を独裁的、独善で中止した小池都知事の罪は重大である。
本書は市場移転問題に焦点を当てて、小池サイドの無知、不作為、ウソなどを徹底的に、鮮やかに論破している。
ただ、豊洲市場の地上は安全と明言した「土壌汚染対策を検討する専門家会議」(平田座長)の引用がなかったのが残念。大メディアの報道もじっくり深読みすれば踊らされることはない。大メディア攻撃はの部分は余り頂けなかった。
7月2日の東京都会議員選挙の結果、本書186ページ「このシロウト知事の「チルドレン議員」が大量に議会に入ってきたら、都政はどんな混乱におちいるのか。この「悪夢」が実現してしまった。続編が必要な状況になったと言えよう。

初めて有本さんの著書を読みました 軽快な文章だったと思います 都議選から時間が経ってしまいましたが 行政学、地方政治論として冷静な頭で読みました 残念なことにテレビなどの既得権メディアの洗脳は凄まじく知事選、都議選と小池劇場は勝利を収めました 政治に関心のある地方民の一人としてはテレビの煽動に付き従うだけの都民は本当に理解しがたいですが この本を読み 頭空っぽの有権者が選んだ政権による統治はやはり空っぽなのだと妙に納得してしまいます それに加え 今後小池が一度分断させた都政を期限までにうまく集束させられるとは思えません 新国立競技場で自殺者が出ましたが 一見派手な劇場型の政治を行い混乱を招き あるいは遅延させ 地道で誠実な行政を捨てたツケは後からじわじわ押し寄せてくるのでしょう それを払わされるのは小池ではなく 都民やオリンピックに希望を抱く国民だと思います 

現在の1部メディアがいかに偏向しているかということがよく分かりました。劇場やそれを支えるメディアなどに東京都だけでなく日本を滅ぼされることがないよう1人でも多くの方に読んでいただきたい本です。

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幻冬舎から発売された有本 香の「小池劇場」が日本を滅ぼす(JAN:9784344031289)の感想と評価
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