教えて石平さん。日本はもうすでに中国にのっとられているって本当ですか? (SB新書) の感想

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タイトル教えて石平さん。日本はもうすでに中国にのっとられているって本当ですか? (SB新書)
発売日販売日未定
製作者石 平
販売元SBクリエイティブ
JANコード9784797392920
カテゴリ » ジャンル別 » 社会・政治 » 外交・国際関係

購入者の感想

百田尚樹の「カエルの楽園」を読んだときは、多くの日本人は「憲法九条があるから、日本は平和」などと考えるほどバカではないし、マスゴミの力もここまで強くはないと、それほど深刻には考えなかった。しかし、この書を読んで、中国の状態は予想以上に深刻で、他国侵略しか生き延びる道はなく、着々とその手を伸ばしていることが分かり、恐ろしくなった。

中国がそうせざるを得ない事情とは、中国大陸はもはや13億人が生きていくための空間がないということである。土壌汚染、水質汚染、大気汚染が酷く、更に年々「砂漠化」「荒漠化」が進み、人間が健康的に暮らしていくことが困難になっている。
そのうえ、職を求めて転々とする「流動人口」が約2億4700万人もいて、経済の減速で仕事がなくなった彼らが大暴動を起こす恐れがある。だから、あふれた人間を国外に出す必要があり、世界中の非難を浴びようとも、強引に南シナ海に進出したり、海外の土地や不動産を買い漁っているのである。

また中国には、東アジアの地域は元来、中国の領土であるという認識があるので、自分の領土を取り戻すという感覚なのである。
中国には「中華秩序」というものがあり、これは「中国が世界の中心であり、周辺の国が中国に従う」という認識である。しかしこの認識は近代になって、徹底的に潰された。西洋諸国による侵略の結果、清王朝は「植民地国家」に転落し、更に日清戦争で、それまで属国だった朝鮮を独立させられ、「中華秩序」は崩壊した。中国人には、西洋諸国よりも日本からひどく苛められ、侵略されたという意識が強くあるのである。
中国には、1840年のアヘン戦争から、1945年の日中戦争の終結まで約100年間に渡って、西洋列強と日本から受けた屈辱を清算するという「民族的使命」があり、近年、国力をつけてきて「いよいよ積年の屈辱を晴らすときが来た」と思っているわけである。

中国人の留学生や観光客はよく目にします。
コンビニや新聞配達などでも増えているのは気づいでいましたが、
いずれは帰国するものだと思って、のんびり構えていたら手遅れに
近い状態だと、元中国人である石平さんが詳して説明されている本です。
・北海道では東京ドーム36個分の土地を買収
・政令指定都市の1.4倍の中国人がすでにいる
・日本のマスコミまで牛耳っている
・アジア全域を手中に収めたい中国
・対岸の火事ではない南シナ海進出 
ちょっと挙げただけでもかなり凄いことになっていますが、自衛隊はどこまで動けるのか、
アメリカは守ってくれるのか、沖縄はどうなるのか…
いつまでもアメリカの核の傘に守られていては何の解決もありません。
強い日本にならないと国が滅んで、中国の一部になってしまいます。
一党独裁の恐ろしさを知らない日本人の為に、石平さんが詳しく解説されています。

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