明治維新から見えた 日本の奇跡、中韓の悲劇 の感想
参照データ
タイトル | 明治維新から見えた 日本の奇跡、中韓の悲劇 |
発売日 | 販売日未定 |
製作者 | 加瀬 英明 |
販売元 | ビジネス社 |
JANコード | 9784828419626 |
カテゴリ | ジャンル別 » 歴史・地理 » 日本史 » 明治維新 |
購入者の感想
日本が明治維新によって西洋文明を受け容れ、非白人国家の中で唯一、150年も前に近代国家へと脱皮できた理由はどこにあるのか、何故地理的にはすぐ近くにありながら、中国・韓国はそうはならなかったのか、という問題を、該博な知識を有する論客二氏が幅広い観点から論じ合った本。外のものを進んで受け容れようとする日本と、自分こそが全世界で最も偉いと信じ、外のものを一切受け容れない中国、天皇と国民が一つになって心を通わせて来た日本と、最も徳を備えた皇帝とその一族が天下万民を私有財産とする中国、そして常に中国の属国を以て自任して来た朝鮮など、国柄自体に基づく彼我の歴然たる懸隔が第一章で明らかにされている。石氏の、「日本は自分の文化伝統に対して絶対的な自信があるから異文化を採り入れることが出来るが、中国・朝鮮は自信がないから外来文明を拒絶する。」という指摘は、示唆に富んでいる。「絶対的な自信がある」という言葉は、「時代を経ても変わらない日本人としての芯を持っている」と言い換えることも出来るであろう。
その後も、江戸時代、庶民が如何に自由と繁栄を謳歌し、高い治安が維持されていたかが語られ、「日本は既に世界で最先端の文明国だったため、文明開化は必要なかったが、欧米の文明に吞み込まれないために相手の道具を用いて対抗しただけだった。」という結論が導き出されている。反日左翼がどれほど躍起になって否定しようと、日本とは、古来から変わらず、これだけの国力を有して来た世界でただ一つの国なのである。
その後も、江戸時代、庶民が如何に自由と繁栄を謳歌し、高い治安が維持されていたかが語られ、「日本は既に世界で最先端の文明国だったため、文明開化は必要なかったが、欧米の文明に吞み込まれないために相手の道具を用いて対抗しただけだった。」という結論が導き出されている。反日左翼がどれほど躍起になって否定しようと、日本とは、古来から変わらず、これだけの国力を有して来た世界でただ一つの国なのである。