僕のヒーローアカデミア 11 (ジャンプコミックスDIGITAL) の感想

アマゾンで購入する

参照データ

タイトル僕のヒーローアカデミア 11 (ジャンプコミックスDIGITAL)
発売日2016-11-04
製作者堀越耕平
販売元集英社
JANコード登録されていません
カテゴリ » ジャンル別 » コミック・ラノベ・BL » コミック

購入者の感想

オールマイトとオール・フォー・ワンとの戦いが熱いです。言葉巧みに精神的ダメージも与えてくるオール・フォー・ワンに対して救いを求める人を守るために戦うオールマイト。中継を見た人全員がオールマイトに声援を送っていたのはオールマイトが「平和の象徴」であることを裏付けていたようでした。オールマイトの「お嬢さん、もちろんさ。」と「次は君だ」のセリフが最高にカッコよかったです。やっぱり、無敵のスーパーヒーローはこうでないと!と思わずにはいられませんでした。

ああ、オールマイト!!オールマイトォォ!!となる巻でした。ちょっと古い、トランペットが高鳴る系のアニメソングをBGMに読むと、燃えてヒーローって感じで、より熱く盛り上がった。
脱出シーン(救出というと怒られる(笑))も良かった。この漫画の見どころは、まだまだ非力な子供たちが、個性をうまい具合に組み合わせて、力を合わせて、危機を乗り越えるところにあると思う。だから、子供たちは総じてクレバーで偏差値の高さをうかがわせる。
ところで、ギャングオルカ。見たことがある気がする。逢魔ヶ刻動物園の方に出てなかったかな??

さてジャンプ本誌で猛プッシュされているこの僕のヒーローアカデミア11巻。オールマイトの死闘&引退というこの漫画においては大いに盛り上がる濃い内容…の筈ですが前巻に続き謎展開、茶番のオンパレード。

あれだけ周囲の反対を押し切って身勝手な行動を取った5人が結局お咎めなしですか…
その理由がオールマイトの引退と一体どんな関係があるというのでしょうか?
いくら何でもこの世界は主人公とその取り巻きに甘過ぎます。

そしてあれだけの犠牲者が出てその渦中にいた筈の張本人たちでワイワイ部屋対決はドン引きです。
その後の梅雨ちゃんとの和解も茶番も茶番。いや、茶番どころか何故か正しい行動をした梅雨ちゃん側が慰められるというねじ曲がった倫理観には最早作者の性格の歪みすら感じます。
なんかおかしい。特に最近は首を捻る描写ばかりでスムーズに読めない。

この巻の肝であるAFOとオールマイトの頂上決戦ですがこれもまた迫力に欠けるというか、消化不良というか。内容もただ強いパンチを打ち合っているだけで戦闘に何のギミックも無いのでこれが作中最高クラスの闘いだとすると先が思いやられます。

そしてここでもいきなり民間人の女性が都合よくしかもひとりだけ登場し(その他周辺の民間人は死んでませんか?これ…)オールマイト頑張れコールの茶番。そもそもこのNo.1ヒーローそれまで民間人や市街の損壊に対する考慮が全く無いんですが…

他にもどうしてそうなった?何故ここでそんな行動を??とクエスチョンマークが絶えない描写が多々ありますが描ききれないので割愛します。

前巻まではまだ何とかしてくれる、ここから盛り上がる筈と作者に僅かな希望を抱いていましたが今巻で完全にこりゃダメだと思いました。
この作者さん普通に描けば必然的に盛り上がるような今巻のような展開でも独自のねじ曲がった倫理観でグチャグチャにしてしまうからです。これはもう根本から治さないとどうしようもない気がします。

頼みの綱は担当編集の矯正ですが、本誌の展開を見るに全く機能してませんね…

あなたの感想と評価

コメント欄

関連商品の価格と中古

僕のヒーローアカデミア 11 (ジャンプコミックスDIGITAL)

アマゾンで購入する
集英社から発売された堀越耕平の僕のヒーローアカデミア 11 (ジャンプコミックスDIGITAL)(JAN:登録されていません)の感想と評価
2017 - copyright© みんこみゅ - アマゾン商品の感想と評価 all rights reserved.