機動戦士ガンダム THE ORIGIN シャア・セイラ編 I 青い瞳のキャスバル の感想

ガンダムシリーズ、キライです。
ファースト世代ですがガンダムの面白さが分かりません。
ターンAはまぁまぁでしたが、レコンギスタは何が何やらサッパリ。
劇場版Zガンダムのツギハギは見れたものは無かった。
ガンダムって説明なしの世界観がウリなんでしょうけど、正直、面白くない。

ですが、このシリーズは別格です。
話が丁寧に描かれており、とにかくアニメのクオリティがすごい。

CGが多用されていますが、ギクシャクしておらず、それを補う演出が素晴らしい。
車の走行シーンで微妙に車列がズレていたり、ガンタンク走行時のデコボコした揺らぎ、柱時計の振り子が動いていたり、逃げ惑う人々の動き、などなど数え切れないくらい丁寧に描かれたシーンが無数にあります。
演出には監督のこだわりを感じます。画面から目が離せない。

随分前に配信された時にガンダムを敬遠していたため、冒頭の宇宙空間での戦闘シーンで「なんかCGっぽいな.」と思い込んで、見るのをやめてしまった。もっと早く見れば良かったと後悔しています。

安彦良和さんの原作コミックに忠実再現ストーリー
シャアとセイラ
キャスバルとアルテイシア

ガンダムは人間ドラマが一番好き！
しかも安彦良和さんのキャラクターデザイン！

公開時、観に行きましたが、primeで再視聴できるなんて。。。Amazonに感謝。

でも、多少の違和感
冒頭の戦闘シーンCGで、自分が年を取った事を痛感。2次元戦闘シーンの方がしっくり来る世代だった。
そして、キャスバルの子供時代の声。
田中真弓さんの声は大好きだけれど、あの声が声変わりしても、池田秀一さんのシャアの声にはならないと思う。
ので、苦渋の星4つ