ファイナルファンタジーXV アルティマニア -シナリオSIDE- (SE-MOOK) の感想

Ⅷのアルティマニアは本当に感動したものです
細かいシナリオ設定のことから、敵の弱点属性、データベース的なものに加えて
本編では語りきれなかったキャラクターの思考描写までが1冊にまとめられてて、
それを想像して買った人からするととても残念、バトル・シナリオに分けられているぐらいだから、
思考描写みたいなのが描かれていると思いきや、
なんだかシナリオ設定のさわりみたいなところで終わってます
なんというか、DLCの追加分を描かないよう意識した結果なのか知りませんが、
いまいち話に掘り下げ感を感じられなかったんです。
分厚さもそこそこにあるだけに、残念さは半端なかったです
でもたぶん、前述の希望範囲も載ってるような完全版のアルティマニアが出たら
また買っちゃうんですがね（笑）

バトル・シナリオと別れただけに、シナリオ設定集的な要素が加えられていると期待していました。
結果から言うと、ほぼ全くといっていいほど新しい情報は記載されていませんでした。
（ある事にはあるのですが、ストーリーの核心部分に関する不明点は完全にノータッチです）

本書はストーリー攻略を目的とする方向けの作品であり、攻略を既に終えた自分には無用の長物でした。
トロコンも非常に簡単な部類なので、そこまでガッツリ見るメリットが特に無いと思います。

章毎に開発者の自慢気なインタビューが掲載されているのですが、
そんなスペースがあるなら裏設定の一つや二つ明かしてくれよ、というのが正直な感想です。