S.H.フィギュアーツ バイオライダー の感想

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今回、特筆すべき新機軸が二か所。
1大きくひきだせる肩関節
2太ももの左右へのロール（ロボにもあるがあまり役に立ってない）
　　　　　　　　　　　　　　　　　です。

1バイオの肩パッドは独特なので（首根本から伸びている）肩の可動は、どう処理するんだろ？と思ってました。
　でも、これを見事解決。肩パッドも上腕のどんなポーズにも付いてきます。これはすばらしい！！！
2については、実写のスーツは四肢の装甲が多分ウレタンに彩色で動きやすく圧や折れにも強いのに対し
　フィギュアは全然硬さの違う樹脂となるので見た目の再現度を高くすると（案外と）動きがとれなくなる。
　→そこで、太ももにロールを入れる事でバイオの魅力である立膝ポーズが（少しでも）再現できる。

一方、残念な点。
・立膝も苦手だが、よりしゃがみこんだ地を這うようは厳しい・・・。
　太ももの引き出しが短いから。バイオならもう少しほしかった。
　これ個人的に☆-１です。
・交換手首に実写のような指が鉤爪のようなタイプが無い。
・ロボライダーと逆で、今度は首が短く上下の動きも小さい。
　　　　　　　　　　　　　　　　　でしょうか。

総括。
・少し体格太めで顔が丸い感じしますが、許容内かなと。
・バイオライダー、見た目シンプルで一見造形も簡単と思いきや、
　実写は柔らかいであろう装甲が、フィギュアにすると硬い樹脂となり
　しかも全身を覆い、四肢に至っては立体に造形する必要があり
　このキャラをリアルと可動両立での立体化は案外難しいのかなと
　勝手に思いました。
・とはいえ、ここまでリアルなバイオライダーも無いので買いでしょう！