座敷童子の代理人5 (メディアワークス文庫) の感想

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参照データ

タイトル座敷童子の代理人5 (メディアワークス文庫)
発売日2017-07-25
製作者仁科 裕貴
販売元KADOKAWA / アスキー・メディアワークス
JANコード登録されていません
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購入者の感想

岩手県の遠野を舞台にした妖怪シリーズも五巻目。
前巻の最後で和紗からつきつけられた爆弾に、司貴はどう答えを出すのかと拝読。

しかしいきなり妖怪は見えなくなってしまうわ温泉は止まってしまうわで大混乱。
さらにハクタク、閻魔、九尾の狐までが関わり大風呂敷がどんどん広がっていく。
やや詰め込みすぎとも思えるドタバタ劇が続き、どうやって収拾つけるのかと思ったが、
最後はこの著者らしい切なくも多幸感のある美しいオチで決着。こうまとめてきたかと感心した。

しかし和紗の告白にも答えを出してしまったし、大物妖怪も出揃ってしまったりで、
一段落してしまった感もある。あとがきでは触れられていないが、これで完結だろうか?

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