その手抜きが荒れをまねく―落ち着いているときにしておく生徒指導 の感想
参照データ
タイトル | その手抜きが荒れをまねく―落ち着いているときにしておく生徒指導 |
発売日 | 販売日未定 |
製作者 | 吉田 順 |
販売元 | 学事出版 |
JANコード | 9784761922566 |
カテゴリ | ジャンル別 » 人文・思想 » 教育学 » 一般 |
購入者の感想
生徒指導関係の本です。並行していろいろと読んでいますが、これはわかりやすく、かつ実践的だと思いました。
まず、生徒指導は、「学校全体で『考え方』を共有することが大切」という論点です。自分たちの指導の中心軸を定めなさい、という感じです。
そして、「生徒が10人いれば、生徒指導も10通りある」とのこと。『学び合い』の「子どもという子どもは一人もいない」という考え方と共通します。
また、荒れている生徒やその予備軍に対応すること以上に、「落ち着いているときは中間集団を育てる」ことをするべきである、ということ。学級崩壊の立て直しをする際も、学校に順応する(教師が通りやすい)上位2割の生徒を動かし、中間の6割を取りこみ、最後に残った2割を取りこみます。
なお、この本にはありませんでしたが、FMC理論なども関連本を探しているうちにネット記事で読みました。以前、別な本で読みましたが、忘れそうになっていた視点です。その意味でも、いろいろな方面から情報を入れていくのは大切と思います。
自分の授業や日々の仕事を相対化するためにも、こういった本を読むのは大事だなぁと思った次第です。
それから、教師の在り方として「まずおもしろい教師がいい」ということも説かれていました。おもしろく、親近感のわく教師でなければ、生徒たちは相談もしない、さらにそういう教師に相談もしてみて、解決できる力があれば、それが尊敬につながっていく、という感じです。具体的だな〜と思いました。
まず、生徒指導は、「学校全体で『考え方』を共有することが大切」という論点です。自分たちの指導の中心軸を定めなさい、という感じです。
そして、「生徒が10人いれば、生徒指導も10通りある」とのこと。『学び合い』の「子どもという子どもは一人もいない」という考え方と共通します。
また、荒れている生徒やその予備軍に対応すること以上に、「落ち着いているときは中間集団を育てる」ことをするべきである、ということ。学級崩壊の立て直しをする際も、学校に順応する(教師が通りやすい)上位2割の生徒を動かし、中間の6割を取りこみ、最後に残った2割を取りこみます。
なお、この本にはありませんでしたが、FMC理論なども関連本を探しているうちにネット記事で読みました。以前、別な本で読みましたが、忘れそうになっていた視点です。その意味でも、いろいろな方面から情報を入れていくのは大切と思います。
自分の授業や日々の仕事を相対化するためにも、こういった本を読むのは大事だなぁと思った次第です。
それから、教師の在り方として「まずおもしろい教師がいい」ということも説かれていました。おもしろく、親近感のわく教師でなければ、生徒たちは相談もしない、さらにそういう教師に相談もしてみて、解決できる力があれば、それが尊敬につながっていく、という感じです。具体的だな〜と思いました。