オープンソース・クラウド基盤 OpenStack入門 構築・利用方法から内部構造の理解まで (アスキー書籍) の感想
参照データ
タイトル | オープンソース・クラウド基盤 OpenStack入門 構築・利用方法から内部構造の理解まで (アスキー書籍) |
発売日 | 2014-06-03 |
製作者 | 中井 悦司 |
販売元 | KADOKAWA / アスキー・メディアワークス |
JANコード | 登録されていません |
カテゴリ | » 本 » ジャンル別 » コンピュータ・IT |
購入者の感想
業務上で何かとキーワードに出ることが多くなったので勉強のために購入しました。ページ数も200pと気軽に読める量で、OpenStackの概要を管理者と利用者の双方の立場から解説されて、合わせて内部の構造や利用方法についても記載されています。タイトル通り「入門」に注力した内容だと思います。私のようにOpenStackをこれから勉強しようという技術者が最初の取り掛かりとして読むのに良いと思います。
他のレビューにも書かれていますが、本書ではOpenStackについて全般的な内容を広く学習はできますが、その分OpenStack環境をどうコンフィグレーションして、どのようなコマンドをどの手順で、そのコマンドの結果として裏で何が起きているのか、といった構築するための深い技術情報はほぼ皆無で、この点を期待してしまうとがっかりするので注意が必要です。ただ、本書を読んで構築の解説が難しいという点は理解できました。
読んでみて気になったのは以下の2点です。
・ある程度のLinux基礎知識を前提として書かれている
→ネットワーク名前空間やルーティングといったLinux独自の機能に関しての補足があってもよいと思いました。
・本書を読んだ後の、発展についての記載が無い。
→本書を読んでOpenStackを知った人がその活用を考えるための材料を用意してほしかったと感じます。たとえば事例の紹介などがあるとよかったと思います。
他のレビューにも書かれていますが、本書ではOpenStackについて全般的な内容を広く学習はできますが、その分OpenStack環境をどうコンフィグレーションして、どのようなコマンドをどの手順で、そのコマンドの結果として裏で何が起きているのか、といった構築するための深い技術情報はほぼ皆無で、この点を期待してしまうとがっかりするので注意が必要です。ただ、本書を読んで構築の解説が難しいという点は理解できました。
読んでみて気になったのは以下の2点です。
・ある程度のLinux基礎知識を前提として書かれている
→ネットワーク名前空間やルーティングといったLinux独自の機能に関しての補足があってもよいと思いました。
・本書を読んだ後の、発展についての記載が無い。
→本書を読んでOpenStackを知った人がその活用を考えるための材料を用意してほしかったと感じます。たとえば事例の紹介などがあるとよかったと思います。