イノベーションを起こす組織 革新的サービス成功の本質 の感想
参照データ
タイトル | イノベーションを起こす組織 革新的サービス成功の本質 |
発売日 | 販売日未定 |
製作者 | 野中 郁次郎 |
販売元 | 日経BP社 |
JANコード | 9784822255060 |
カテゴリ | ジャンル別 » ノンフィクション » ビジネス・経済 » 起業・開業 |
購入者の感想
現代社会では、知識は21世紀の唯一の資源とドラッカーが言っている通りになっています。本書では、イノベーションを起こす組織の解説をしていますが、キーメッセージは、経営において組織的知識創造を戦略的に選択することが重要だという点です。つまり、リーダーの思いが起点となります。この本で取り上げている事例はどれもリーダーの思いに共感して、その思いを一緒に実現しようとする人たちの物語りとなっていて、ジブンゴトとしてやってみようという気持ちになりました。
海女さんを使ったイベントで集客に成功したホテルがイノベーションの例としていきなり出てきます。
これをイノベーションと言うのなら、イノベーションなんてそこら中に起きています。
博士論文を元にしているので事例のユニークさ、実証性が求められることはわかりますが、
それにしてもあまりにもイノベーションと言う言葉のハードルを下げすぎではないかと思います。
それと、あたかも野中先生の著作のように表紙では書かれていますが、実際には前書きだけでほとんど書かれていないと思います。
中身のほとんどは西原氏の博士論文がベースで、よくも悪くも、近視眼的で視野の狭い経営学の論文の体裁になっています。
これをイノベーションと言うのなら、イノベーションなんてそこら中に起きています。
博士論文を元にしているので事例のユニークさ、実証性が求められることはわかりますが、
それにしてもあまりにもイノベーションと言う言葉のハードルを下げすぎではないかと思います。
それと、あたかも野中先生の著作のように表紙では書かれていますが、実際には前書きだけでほとんど書かれていないと思います。
中身のほとんどは西原氏の博士論文がベースで、よくも悪くも、近視眼的で視野の狭い経営学の論文の体裁になっています。
企業活動は思想・信念ありき、そして、人と人との関係性にヒントが!優れた8つのケースが物語と解説に分かれていてわかりやすい。秀逸の一冊。…哲学では真という普遍的価値を追求するが、我々は、知識は真善美のすべてに向かうプロセスだとしている。なぜなら、真の表現が美(美学)であり、真の実践が善(倫理学)であるからである…本書p.21