TVアニメ「けものフレンズ」オリジナルサウンドトラック の感想

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当方、来年50歳の大台に達する、自称最高齢フレンズ罹患者です。もはや関連グッズで書斎の一角がパーク化するレベルになりました
TV放映からサントラのリリースまで、通常作品としては異例の時間経過で、すっかり「キリンさん」のように首を長く待ってしまいましたが、届いた商品は待っただけの甲斐がある商品でした。ざっと仕様を説明致しますと

こちらの商品ページでもお馴染みの、さばんなちほーの休憩所に置かれた蓄音機が洒落ているデザインの紙製収納BOX、そして中には吉崎さんが発表された数々のビジュアルイラストが34ページにわたって掲載されたコレクションブックとCDが収まっています。手元に置いていつでも眺められる、素敵なアイテムです

恐らく、プロジェクトの終焉に及んだアニメコンテンツにあって、とてつもない話題作となった事でサントラそのものの仕様を変更した為に、このような納期になったのかも知れませんね。それだけに、音楽はもちろん商品としても全く申し分のない仕上がりで大変満足です

サントラはもう、正直本編をあまりにも視聴しすぎている為か、単体でBGMとして聴いているのに自然と映像・CVが脳内で追再生されるレベルになっています（笑）。特記はやはり、CDブックレットで立山さんが書かれている「何と言ってもセルリアンのバトル曲ですよね！」でしょうか。雄大なジャパリパークを背景にしたナチュラルでほのぼのとした楽曲の中、サイバーでシンセティックな音源オーダーが異彩を放つ理由が分かりました

どの楽曲も聞き覚えが有り過ぎて説明するまでもないですが、個人的に注意すべき楽曲（涙腺にやさしくない）として

5.凪・・・1話でかばんちゃんとサーバルちゃんのお別れシーンに流れていて、その後も数々のお別れと胸を締め付けるシーンに使われています
11.けもの達の哀しみ・・・ラッキーさんが自分の身を賭してセルリアンと共に海中へ没するシーンで使われてました（個人的に、慟哭した苦い記憶が蘇ります）
13. 不安な瞬間・・・同じく、そんな行く方知れずのラッキーさんを探してるかばんちゃん達の胸中を慮る沈鬱なサウンドで、テンションは確実に下がります