ユー・ガット・メール (字幕版) の感想

２０１７年にこの映画を見ると、随分と古めかしくて、クラシックな印象を受けました。
メールのやり取りが古いとか、町並みが古いとか、画質が古いとかそういうこと以外に、２０１７年の今では展開が読めるような繰り返し使われてきた話の展開が、当時は新鮮だったんだろうと察します。
相手がわからない状態で親交を深めていたら実は凄く身近なライバルだったとか、今となってはありがちです。でも、この映画は「人が真実を知ったとき、それにどう反応するか」ということに大して凄く丁寧に演出していると思いました。ばっさりと進めていいところはばっさりと端折るので、展開がトントンと気持ちがいいです。
中盤くらいには片方が真実を知るのですが、その後の「人の心」というのが、とても胸にしみました。
人間って他人に向かってはたくさん悪態をつくし、言いたくないことも時には言うし、言い過ぎたと感じることもあるけど、多くの人はそういった自分に嫌悪感を覚え、あーあやってしまった、と思うと思います。言われたほうが、相手はそんなふうに思っていたんだと知ったら、少しは人のことをが好きになれそうですよね。自分はそういうことを教えてくれる映画だと思いました。

ラブ・アクチュアリーが好きな人は多分好きだと思います＾＾

トムハンクスとメグライアンのコンビが大好きなんですが、
特にユーガットメールは一生大事にしたい映画のひとつです。

トムハンクスのビッグやスプラッシュを観た方ならわかると思いますが、
時折みせるコメディ調の表情がたまりません。

メグライアンの可愛らしさはこの頃がピークかな？