黒子のバスケ 勝利へのキセキ の感想

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主要キャラが全員ウインターカップ前に集められた、という設定で全編if&パラレルです。
原作再現は今回ありませんし、
原作での重要イベントが丸々別物になっていたりするので、
原作遵守派の人はご注意を。

ゲームの流れですが
まず好きな組み合わせ、最初は3人ずつで2チーム作ります(後に変更可能)。
すると彼らが動き回って、イベントや他チームとの試合を起こそうとするので
それを実際にプレイするかどうかを選択します。
必要でないと思うイベントや試合は飛ばせます。

イベントは完全新作のif会話です。
キャラのイメージは損なわれていないと感じました。

そして前作PSP版で不評だった試合ですが
ルールやシステムが大幅に変更されて大変遊びやすくなりました。

まず作戦と、味方それぞれが相手の誰をマークするか決めます。
これでシチュエーションが決定され、試合の様子が表示されます。
とても短い時間(10秒程度)なので前作のような待たされる感じは無いです。

そして競り合いになると、力で押しきるか技でトリッキーに攻めるか、
あるいは必殺技を使うかを選べます。
力と技はボールをもっていないキャラがどちらにヘルプに入るかが表示され、選ぶ目安があります。

敵味方どちらかが一度ゴールを決めたら試合は終わり
またイベントや試合の発生選択になります。
とても進行が早いです。

初めは誠凛でスタートしますが
最後の長い試合を終えると、
その勝ち負けに関わらず他校編が解放されます。
さらに他校編全クリアで自由編、
自由編で紫原、氷室、花宮に勝つと赤司編が解放されます。

操作に慣れないうちはイベントの見逃しがどうしても多くなるのでそこは注意です。

因縁のあるキャラの再会イベントなど原作と全く違う話もありますが
ゲームはゲームと割り切って遊んだため、
個人的にはほとんど不満がありませんでした。