志ん朝 東宝 の感想

もうそろそろボックスセット形式のものを出すのはやめてほしいと思います。
私は志ん朝師匠は生前から追っかけていましたし、一緒に写真を撮ってもらったり葬儀にも行った大大大ファンで、師匠に注文をつける気持ちはこれっぽっちもありませんし、ファンの多くは師匠の音源が出ると誰もが手に入れて聴いてみたく思うのは疑いないと思いますが、いつまでも購入者にまとめて大枚はたかせる販売形態のはいかがかと思います(何もソニーさんに限ったことではありませんけど)。

そもそも自宅でさあ聴こうと思っても1枚取り出すのに函を外しケースから慎重に外すということを毎回しなくてはならないのは気軽とは言えないと思います(一度何か他の媒体に落とす作業をすればいいというのも、持っておられない方もいらっしゃいますでしょうし、CDで販売するのであればまずCDプレーヤーで聴くユーザーを想定すべきではないかと思います。そうでなかったら円生百席のようにデータ販売にするとか)。

どうせ全部買うにしても、仕舞う際にボックスのままだと融通がききません。そんな志ん朝師のボックスがすでにいくつもあります。

TBSラジオで放送された音源の初出しシリーズみたいな一度セット販売後バラ販売されているものもあるように、全部揃えたいファンももちろんいるけど少しずつ買い足していくような需要もあると思うとので、まだ志ん朝師匠の落語を聴いたことのない層に広げるという観点からもそういう方法での販売がいいのかなと思います。

まったくの個人的意見ですが失礼いたしました。

以下、データです。何回も見直したのですが、間違っていたらご容赦ください。
他の商品でもそうですが、最初は演目が商品案内に書かれているのにいつの間にか消えているのはどうしてなんでしょう(この商品はそうでした)。せめて演目くらいわからないとCD1枚だって買えないと思うのですが。
1
愛宕山 1984/4/18 日比谷芸術座
※巌流島 1977/2 中席 東宝演芸場
※幇間腹 1983/8/24 日比谷芸術座
2
宗眠の滝1988/11/25 日比谷芸術座
そば清 1988/8/26