大胆なポーズの描き方 基本の動き・さまざまな動作 とアングル・迫力あるポーズ の感想

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仕上がりのきれいさや丁寧さより
独自の感覚と感性で完成させるタイプの絵柄の方なので
他人にはあまり参考にはならないように思います。（目指す絵柄にもよりますが）
内容的に一番どうかと思ったのは基本ポーズ（直立）を何分で描きました、というものです。
描くのが早いに越したことは無いですが
マニュアルを必要とする段階では考えない方がいいようなことかと。
ある程度描ける人には何か発見があるかもしれないけどそれならモノクロ部分の解説（？）は蛇足で
全然基本もまだの人には感覚に頼り過ぎている技法なので混乱をまねきそう。
どのレベルに合わせた本なのか不明過ぎる。

大胆なポーズ！
それは描くには大変難しそうだし、切り口が新鮮で面白そうだし、えびもさんって方は他で少し見た感じでは結構上手な方っぽいし、ハズレは無いだろ？と思って購入しましたが、正直大失敗…。
アマゾンランキングも1位だったし、間違い無いと思っていたのに、大間違いでした。
発売前の1位は参考にならない事を実感しました。

全体の6割ぐらいを占めるモノクロページの解説は、さほど大胆でも無いポーズの解説に割かれていて、正直「なんじゃこれ？」状態でした。
編集が悪いのか？イラストレーターが悪いのか？さっぱり判りませんが、判り難いし、参考になりそうな部分も大変少なく、こんな本買うんじゃ無かった…って思いました。
えびもさんは、少なくとも身体はもっと上手い方だと思っていたのですが、これを見た限りでは、さっぱり上手く見えません…。
何が原因なのかも判りません…。部分的に違う人が描いてるのか？と疑ったぐらいです…。

この本を「大変参考になりました」と言いたかったですが、ちょっと難しそうです…。
もうパラパラ見て終わりかもしれません…。

大胆なポーズという難しいテーマですが、正直イラストレーターも編集もかなりチカラ不足で、上手く解説出来て無い気がします。
もっと見やすく、特定のイラストに絞って、上手な編集で見せれなかったのか…？と本当に思います…。

絵を描く人は、大胆なポーズに挑みたいと思う気持ちも強いと思いますが、これ読んで描ける様にはとてもなりそうにも無い気がします。
自分も、簡単に何かツボを掴めるか？と思いましたが、結局自分でいろいろ努力して、積み重ねて行くしか無いんだろうな…と思いました。