亜人ちゃんは語りたい 1(完全生産限定版) [Blu-ray] の感想

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参照データ

タイトル亜人ちゃんは語りたい 1(完全生産限定版) [Blu-ray]
発売日2017-03-22
監督安藤良
出演諏訪部順一
販売元アニプレックス
JANコード4534530100788
カテゴリ » DVD » ジャンル別 » アニメ

購入者の感想

こういった日常系のまったりした良作アニメで、あまり社会だのという話はしたくないのですが
意外に社会派な部分がありましたので、その点を少し。
もちろんそれなくしても十分に楽しめるアニメです。
基本キャラの可愛い日常アニメですが、この社会派的部分が良いスパイスになっていると思います。

この世界において亜人というのは、要するにマイノリティなんですね。
差別される対象であり、逆に気を使われすぎる対象でもあり、奇異の視線で見られる対象でもあり、という立場にいます。
それを気にせずにみんなと仲良くやってる亜人もいますし、それを気にして人と距離をとってる亜人もいます。
差別と差異とか何なのか。
彼女たちを「枠からはみ出ている」存在として否定するのは論外だとしても、それでは「人と同じだから」と言って良いのか。
そこはちゃんと人と亜人との差異を認めた上での、個性の尊重を行う必要があるのではないのか、と。
ヒロインの1人は、そういった陰口とかにも臆することなく接していますが、それでも差異は存在します。
ヒロインの1人は、相手方があまりに気を使って「そこに触れちゃいけない」という空気を出すので、壁を感じてしまいます。
ヒロインの1人は、軽い陰口を叩かれますが、それは思春期特有の良くあることでありながらも、「自分が亜人だから」と思い悩んでいます。
気にせず明るく振る舞っているように見えても、人間とは違う。
気を使いすぎて遠慮してしまう。
自分が亜人だからと気にしてしまう。
これらを解決するためには人と亜人との差を理解し、「ここまではOK」「ここからはNG」という線引きの重要性ですよね。
多様性を認めて、それを受容、尊重していくことは本当に難しいことだと思います。

後は、サキュバスについては
サキュバスは非行に走りやすく、そして他の種族に比べて犯罪が多いのですが、それをサキュバスという種族の責任に押しつけるのではなく
彼女達を受け入れて差別をせず差異を認めるという社会が重要なんじゃないか、とこの作品は主張しています。

ストーリー面では他の人がレビューを書いているので読んでみて同意見でしたので省略します
最初はレンタルビデオでこの作品を観たのですが、オーディオコメンタリーが付いていなかったので購入することにしました
ラジオも配信されていたようなのですが、女子会のような雰囲気だったので⁽諏訪部さんがゲストでていなかったので⁾購入を断念しました
なのでオーディオコメンタリーがとても楽しみでした
予想通り諏訪部さんを中心にいろんな声優さんの現場の雰囲気だとか世間話だとか聴くことができたのでとてもよかったです

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