TVアニメ『小林さんちのメイドラゴン』オリジナルサウンドトラック 「小林さんちのイシュカン・ミュージック」 の感想
参照データ
タイトル | TVアニメ『小林さんちのメイドラゴン』オリジナルサウンドトラック 「小林さんちのイシュカン・ミュージック」 |
発売日 | 2017-04-12 |
アーティスト | 伊藤真澄 |
販売元 | ランティス |
JANコード | 4540774904969 |
Disc 1 : | いってきます 空飛ぶトール 青空のラプソディ (TV size) ドタバタちょろゴンず はてな ドラゴン探検隊 うきうき新生活 かえりみち 止まった時計 あらたな朝 謎のドラゴン、エルマ 迫る影 別れのセレナーデ マッチの灯火 妖しい魔法使い 混乱と企み さようなら トールの思い出 真心を胸に 夢の中へ |
Disc 2 : | 小林さんち メイドラゴンのテーマ 非凡な毎日 ドラゴン行進曲 勇者と仲間たち 夢への挑戦 おひるねカンナ ひとやすみ ルコアの誘惑 ミスターマジック 秘密の洞窟 心の距離 立ちはだかる壁 トールの父 守るべきもの 勝利のために ひとりぼっち 黄昏 はじまり イシュカン・コミュニケーション (TV size) おやすみ、また明日 |
カテゴリ | » ミュージック » ジャンル別 » サウンドトラック |
購入者の感想
先程本放送の終了したTVアニメ『小林さんちのメイドラゴン』の劇伴集。作曲の伊藤真澄さんは、こちらのサイトで検索するだけでも結構な商品群がヒットする、数多くのサントラ及び楽曲提供が物語る通り、作品のテイストに沿った器楽セレクトと、肌感の高い、飾らない素朴な音作りに定評のあるアーティストさんです
音色としましては、器楽とパーカッションに加え、トイピアノやピアニカがアクセントとなった「にぎやかなおもちゃ箱」のような、現代社会で人間生活を嗜むドラゴン達をそのままリズミカルに描いたような、弾むような歯切れの良さと”覚束なさ”が特徴的な日常パートと、恐らく作中で最も耳にする機会の多かった、[#1-8/かえりみち]を代表する、内省的で心に沁みる、しっとりとした雨露のようなリリカルパートと、エルマ登場以降の終盤にかけ、物語が内包する「概念温度差」に起因する独特の緊迫感と憂いを帯びたパートといった、多様な音像フェイズがバランスよく散りばめられており、通して聴く事で一つの物語を展開しているようでとても耳馴染みが良いです(#2-12以降数曲は、パパさん関係の”圧”の強い音源が続きますが)。本放送が終了して間もない事もあって、楽曲によって様々なシーンを思い起こさせて、時に楽しく、時に目頭を熱くさせてくれます
聴きどころは、運動会でカンナのリレー疾走シーンで使用された楽曲[#2-6/夢への挑戦]で、まるでRPGのイベントバトルのような、単曲で起承転結の整った仕上がりが印象的です
そして、動画サイトでも有名な「ぽんぽん」というハミングが特徴的な[#2-21/おやすみ、また明日]で締めくくる当たりの細やかな選曲は心憎いですね
個人的な主観ですが、賑やかで可愛らしい、優しく仕上げられた日常パートの楽曲には必ずと言っていいほど「カンナ」の存在を感じます。寂しがり屋で甘えん坊(+悪食)、そして時にちょっと背伸び、といった、カンナの性格や振る舞いが音の粒立ちに反映されているようで、微笑ましく穏やかな気持ちになります
勿論TVサイズのOP/ED収録で、買って損のないアイテムだったと感じます
音色としましては、器楽とパーカッションに加え、トイピアノやピアニカがアクセントとなった「にぎやかなおもちゃ箱」のような、現代社会で人間生活を嗜むドラゴン達をそのままリズミカルに描いたような、弾むような歯切れの良さと”覚束なさ”が特徴的な日常パートと、恐らく作中で最も耳にする機会の多かった、[#1-8/かえりみち]を代表する、内省的で心に沁みる、しっとりとした雨露のようなリリカルパートと、エルマ登場以降の終盤にかけ、物語が内包する「概念温度差」に起因する独特の緊迫感と憂いを帯びたパートといった、多様な音像フェイズがバランスよく散りばめられており、通して聴く事で一つの物語を展開しているようでとても耳馴染みが良いです(#2-12以降数曲は、パパさん関係の”圧”の強い音源が続きますが)。本放送が終了して間もない事もあって、楽曲によって様々なシーンを思い起こさせて、時に楽しく、時に目頭を熱くさせてくれます
聴きどころは、運動会でカンナのリレー疾走シーンで使用された楽曲[#2-6/夢への挑戦]で、まるでRPGのイベントバトルのような、単曲で起承転結の整った仕上がりが印象的です
そして、動画サイトでも有名な「ぽんぽん」というハミングが特徴的な[#2-21/おやすみ、また明日]で締めくくる当たりの細やかな選曲は心憎いですね
個人的な主観ですが、賑やかで可愛らしい、優しく仕上げられた日常パートの楽曲には必ずと言っていいほど「カンナ」の存在を感じます。寂しがり屋で甘えん坊(+悪食)、そして時にちょっと背伸び、といった、カンナの性格や振る舞いが音の粒立ちに反映されているようで、微笑ましく穏やかな気持ちになります
勿論TVサイズのOP/ED収録で、買って損のないアイテムだったと感じます