アルスコーポレーション 超軽量3本伸縮式高枝切鋏 ライトチョキW(ダブル)ズーム 150ZZ-4.1-6D の感想

高い枝の先につく春の山菜取り用に購入。探せばもっと伸びる高枝切鋏があるのかもしれないが、捜した範囲の中ではこれが一番高くまでとどく商品だった。しかし人間の欲望には際限がなく、十メートルぐらい伸びる商品はないものだろうか？
確かに非常に軽く作られているが、いっぱいまで伸ばすと振り回すのに結構力が必要になる。まあこの辺はやむをえないところだと思う。
仮にカーボンファイバーとチタンで作ったら、それはそれは軽いものになるだろうがいったいくらになるだろう？
実はこちらの購入に先立って高所の電球を交換するためのランプチェンジャーの購入も考えたが（先端部は自分で工夫するつもりで）、値段を見て即退却。
それよりも困ったのは、年とともに衰えた視力だ。五メートル先で木の枝を傷つけないように新芽だけを切り取るのは骨だった。
メーカーさんに望むのは、先端部に取り付けるさまざまなアタッチメントの開発だ。切り取るのではなく摘み取る部品とか、Webカメラを取り付けて手元のスマホあるいは市販されるだろうグーグルグラスで細かい作業を見るとかだ。この高枝きり鋏をさまざまな部品を取り付けるプラットホームと考えれば夢も膨らむ。
Wズームにしたために仕組みがそれだけ複雑になったせいだろうか一杯まで伸ばしたときに内部機構が一度でかみ合わないことがある。握りをカチャカチャやっているとカチンと音がして動き始める。まあその辺のところは使用説明書にも書いてあったと思う。
自分は物を大切にするほうだと思う。道具を買うときは手入れをする時間と、しまっておく場所が確保されていることが条件だと思っている。
今こいつは注油され釣竿用の袋に入れられて所定の場所にぶら下がっている。長く活躍してもらいたい。