ESGE ダブルレッグスタンド シルバー の感想

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　取り付けたのはビアンキのミニベロ(20インチ)です。この機種は予めセンタースタンド用の台座が取り付けられているので、チェーンステイを挟み込まずに取り付ける事が可能です。取り付けの容易さは、まるで純正品のようでした。
　そのままでも使用できますが、脚の長さが長いので、後輪が10cmほど上がります。不都合はないのですが、美観の問題で長さを60mmほど詰めました。脚を切るのはカナノコを使いましたが、万力のような固定治具があったほうが作業が楽です。左右の長さを揃える必要があるのと、切断面を滑らかにしておくためにヤスリ(荒目)もあったほうがよいです。
　安定性は抜群です。フロントに重い荷物を入れても、まず倒れません。街乗り、買い物に使われる方には、特にお勧めです。使用時に気をつけていただきたいのは、収納時に二本の脚が、ハサミのように隙間が閉じながら収納されていくということ。ここに指を挟むと痛いだけでは済まないです。(怪我の経験有り)

　個人的な意見ですが、
　車重を1gでも軽くしたいと思っている方は、こんなスタンドは使わないでしょう。私も、そんなことにこだわった時期もありましたが、結局、車重が1kgぐらい変わっても、何も変わらないのです。こぎ出しの軽さに一番に影響するのは、ホイールの回転モーメントです。スタートダッシュを考えるんだったら、タイヤとリムに軽いのを選ぶなり、小径にするのが一番でしょう。その点で、ミニベロは異次元の軽さを体験できます。最近のミニベロは直進安定性も良く、長距離でも疲れません。また、長いヒルクライムも、自転車が体型に合っているとか、脚力とか、自身の減量のほうが効果的で、車重はあまり効かないです。
　そんな経験から、現在では、車重よりも、自転車が安定に自立するといった使い勝手を優先して考えるようになりました。

今まで5台ほど取り付けています。
かれこれ10年以上使っています。
このスタンドを取り付けられるかはフレーム形状の問題もありますが、
自分でどこまで工夫できるかにかかっています。
ボルトオンで簡単に取り付けられる車両は少ないと思います。

自分の場合、フレームの凹凸にあわせてスタンドを削ります。
1点に応力が集中するとフレームを傷めるし、
削ることで接触面を増やし、ボルトの締め付けを確実に行えるようにします。

取り付けられれば使用感はとても良いです。
センタースタンドなので自転車が傾かないからです。

自転車にチャイルドシートを付けている人は、センタースタンドは必須ですよ。
荷物満載の超長距離のキャンプツーリングでも、とても便利でした。