この素晴らしい世界に爆焔を！　めぐみんのターン　この素晴らしい世界に祝福を！スピンオフ (角川スニーカー文庫) の感想

本編第5巻（及び第9巻）に登場するめぐみん・ゆんゆんの故郷『紅魔の里』、
そこで過ごした学生時代の内容が描かれているスピンオフ作品です。

が、スピンオフなのだけど、本編の内容に関係しているので、スピンオフだと
言って後回しには出来ない、読みながらそう感じた作品です。

経済的に恵まれなかっためぐみん・こめっこ姉妹、経済的には恵まれたけれど
人間関係に恵まれなかったゆんゆん、この2人が不器用ながらも？交流していく
姿は、切なさもあるけど、どこか温かさを感じさせるものだと思いました。

内容とかは他のレビュアーさんにお任せするとして、幕間で展開されている
妹・こめっこの話も、「実は、こめっこが『紅魔の里』で一番凄い魔法使いの
素質があるのでは？」と思わせるような内容だと感じました。

このスピンオフには続編があるので、そちらも今後読んできたいです。