【Amazon.co.jp限定】「劇場版 艦これ」Blu-ray限定仕様 (購入特典:「アニメ描き下ろしイラスト使用金剛型四姉妹高画質バスタオル(152cm×76cm)」&早期予約購入特典「『劇場版 艦これ』​​携行式小型補給缶」付) の感想

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艦娘と深海棲艦の関係について、公式側が答えの一部を出した形になるのでしょう。
また、戦い方においても普段ゲームでは見られない描写があるため、今まで想像でしかなかった部分が明確になったと言えます。
それだけでも個人的には価値があると感じました。

画はさすがに綺麗で、大和の砲撃シーンはかなり気合が入っています。
ストーリーについては、出撃シーンばっかりだったので物足りなさはあります。
ただ、如月についてちゃんと救いがあるエンドだったのは良かったです。
総じて、ゲーム、アニメで解決されていない点を綺麗に描写して見せた作品であり、そこに絞ったことで製作者側の意図がストレートに伝わった作品でもありました。

一部キャラの声に違和感があるのはちょっと気になりました。
ブラウザ版の収録と時間が空いているため仕方がない部分はありますが、やはり普段聞いている声と比べると…といった感じです。

ゲーム版にハマっているから購入。

公式から、あくまでもアニメ版はゲーム版の解釈の一つであり、必ずしもゲーム版の世界観と一致はしてないとありますので要注意ですが、展開的には良かったです。
というか如月のとこは、アニメ3話の脚本の挽回で取ってつけたようにみえます。
※なおアニメ3話の脚本家は担当した別アニメに如月というキャラがいるときの扱いに同じ傾向が見えるのですが

良い点としては、吹雪の設定が掘り下げられている件。
瑞鶴と加賀がシリアス化してかっこいい。

悪い点としては、吹雪以外の特型駆逐艦(特に吹雪型)はまったく掘り下げられておらず、特型は吹雪という押し売りの構図になっている。
暁型がちょくちょくいたり、終盤に綾波とかしたくらい？
アニメ版のモブではなかったキャラがモブに降格している。最終話でどっかのグレートマジンガーみたいに登場した大鳳とか、パンツを晒された翔鶴が出番ほぼない。
※アニメ版に背景すらでてなかったメンツが脇役に昇格していたりするが・・・

吹雪をメインに運営はしたかったようですが、初期艦選択では電が一番おおくて吹雪がさほど多くないというアンケート結果がわりとあったぶん、アニメ版は別キャラ主人公でも良かった気がします。
また、吹雪の改二と睦月の改二の説明が一切ないまま出てきたりと若干ツッコミどころがあったのが残念でした

辛口な意見が多い艦これ劇場版ですけど、普通によかったと思いますけどね。始まりの戦闘シーンなんかもかっこよかったですし。