【Amazon.co.jp限定】「君の名は。」Blu-rayスペシャル・エディション3枚組(早期購入特典:特製フィルムしおり付き)(オリジナル特典:描き下ろしA4特製フレーム[高画質印刷]+特殊加工ポストカード2枚組付き) の感想

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時間の制約もあり、面白かったので一回視てまたもう一回視てしまった
でもスポンサーになってるものとそうでない物の
ロゴの使い分け露骨ですね、フォルムからして＠phoneなのに

途中ちょと止めて新聞記事を読んでみたり映画館ではできない見方をしてみました。
あいかわらず素晴らしい。また映画館で見てみたくなりました。プロジェクターを買おうかな。
特典のフィルム栞は一回目の入れ替わりで三葉になった瀧くんが目覚めた所でした。中身瀧くんだけどかわいい。何パターンかあるのですかね。
特典DiskのSparkleのMVもよかったです。映画とは違うカットがいくつもあって楽しめました。
小冊子はパンフレットをまとめたものでした。各メディア向けに書き下ろされたイラストもまとめられています。いいな～。
Amazonの特典のイラストも新規描き下ろしで立派なカバーが付いています。
星1000000くらい付けたいです。

新海監督作品がようやくメジャー作品の地位を手に入れた代表作にして最大のヒット作。
劇場公開アニメとして「千と千尋の神隠し」に次ぐ歴代2位の興行収入を上げたこの作品は、序盤から終盤に至るまで
全編を通して「疾走する作品」である。

思春期の単純な男女の心身の入れ替わりものと思わせて、終盤に大事件を絡めて過去と未来を交錯させる。
新海作品の特徴は「男女の距離感」にあることは過去作品を見ても明らかであるが、それが物理的な距離であったり時間の流れであったり。
この作品でもそれは踏襲されるのだが、主人公とヒロインの二人はお互いの存在を意識しながらも互いに手を触れることさえできない立場に置かれる。
それを繋ぐのがメールであったり電話であったりするのだが、何故か掛けた電話が相手に繋がらず過去の新海作品と同じく一度は「断絶」が二人の間を横たわる。
けれど、過去の作品との最大の違いは断絶された二人が、最後の最後でお互いの存在も理解せぬままにすれ違うとき、理由も分らぬままにお互いを求めること。それは「秒速5センチメートル」では決して交わらぬ断絶を突き付けたという監督自身の過去への決別でもあるのか。

少年は青年となっても他の女性を愛せず、少女は女性となっても他の男性に心も体も許せなかった。
やっとお互いの心と体を許せる相手に巡り合えたラストシーン。（ちなみに再会時、瀧23歳、三葉26歳）
後に女の子が生まれるであろうことまで既定路線。
名は「五葉（いつは）」ね。