ウルトラマンタロウ Blu-ray BOX の感想

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「ウルトラマンタロウ」は1973年制作で、しかもフィルム撮影作品なので経年による映像の劣化は否めない筈なのに、このブルーレイの映像を見た瞬間、新撮かと間違えるほどキレイで鮮明なのには驚かされました。近年の「デジタルリマスター」技術は凄過ぎる！

本放送で見ていた者としては映像特典DISCに当時の素材がどれだけ収録されるものか気になるところです。番宣ＣＭは当時頻繁に放送されていたので脳裏に焼き付いておりますが（BGMには主題歌の間奏が使われていました）、数年前これのBGM違いで同一素材（必殺技を紹介する焼き込みテロップまで同じ）の映像がYoutubeにUPされた“今晩放送のTBS番組トピックス"の中に含まれており激しく驚いたものですが、いつの間にか削除されてしまいました。また予告編の前にはしばしば告知コーナーがあり、たとえばウルトラマンＡでは「ウルトラの父想像図募集」が放送されていたのを覚えていますが、タロウではたしかウルトラの星の想像図募集の告知が現存していたと思いますので、音声素材が無ければ局アナの読み上げを新規に付けるなどして再現してほしいものです。なお本編では怪獣が出現するシーンに怪獣名のテロップ文字が出ており、レーザーディスク版ウルトラマンタロウの解説書には「スーパーチャンス:○分○秒目」テロップを出すタイミングの記録が復刻されていましたので、これを再現してBD上のメニュー操作でテロップの有無を選べるようにしていただけると嬉しいです。

タロウがブルーレイで発売はそろそろかと思っていましたが、やっとですね、待ってました！！

と言いたいところですが、マンやセブンのように数年後には半値以下で廉価版がシレっと再販されそうですよね？
そう考えると、現在持っているDVDで我慢して廉価版を待つのが賢明な選択かも！？