女の子が生きていくときに、覚えていてほしいこと の感想

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参照データ

タイトル女の子が生きていくときに、覚えていてほしいこと
発売日2017-06-02
製作者西原 理恵子
販売元KADOKAWA
JANコード9784041049785
カテゴリジャンル別 » 人文・思想 » 倫理学・道徳 » 倫理学入門

購入者の感想

様々なレビューを読んで、これはいつか娘が読んで参考にしてくれたらいいなと軽い気持ちで購入しました。
しかし、読めば読むほど「女の子」より女の子をこれから育てて送り出す「"元女の子"の母親」が読むべき本だと思いました。

田舎の貧困にあぐねいて、実家へ戻らない事だけを見てダメ男と狭い部屋で同棲し
資格もなく仕事もパート程度
年齢的にも…と焦りはじめ結婚し出産。
妊娠しDVが始まった頃、逃げ出す方法を私は身につけていないとお恥ずかしながら初めて気付きました。

西原氏は同じような経験をしながらも仕事を手離さなかった。
男に養われないようにガッチリと仕事だけにはしがみついて、それは報われた。

若い頃の私は、寂しさを愛情と混ぜこぜて
一緒に暮らしてくれる男がいればそれでよかった。仕事も育休があるような正社員の仕事ではなく、そんな生き方だから履歴書に書けるような資格も経験もなく、年齢だけを重ねてる。

離婚したらあんなに戻りたくないと思っていた貧困層へまっしぐらです。若い頃の自分にこの本を渡して考え直せと説得したい。
それも無理だから、せめて娘には二の轍を踏ませないよう、どう教えたらいいのか。
失敗例からそれを活かすコツが、簡単な言葉に凝縮された本でした。

自分と重なり、貧困と暴力のループに恐くなり
とても苦しい内容でしたが、それは必ず子供への光になると信じられるものでもありました。

すべての子供(特に女の子)を送り出す母への指南本ですね。

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KADOKAWAから発売された西原 理恵子の女の子が生きていくときに、覚えていてほしいこと(JAN:9784041049785)の感想と評価
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