Utada Hikaru SINGLE COLLECTION VOL.2【DVD特典付き】 の感想
参照データ
タイトル | Utada Hikaru SINGLE COLLECTION VOL.2【DVD特典付き】 |
発売日 | 2010-11-24 |
アーティスト | 宇多田ヒカル |
販売元 | EMIミュージック・ジャパン |
JANコード | 登録されていません |
Disc 1 : | Prisoner Of Love フジテレビ系ドラマ「ラスト・フレンズ」主題歌 Stay Gold 花王「アジエンス」新CMソング HEART STATION レコード会社直営♪CMソング Kiss & Cry 日清カップヌードルTVCM FREEDOMシリーズ新テーマソング Beautiful World 「ヱヴァンゲリヲン新劇場版:序」テーマソング Flavor Of Life -Ballad Version- TBS系 金曜ドラマ「花より男子2」イメージソング ぼくはくま NHK みんなのうた 2006年 10月~11月のうた This Is Love 日清カップヌードルFREEDOM キャンペーンテーマソング Keep Tryin' LISMO! au LISTEN MOBILE SERVICE TVCM タイアップソング Passion ゲームソフト「KINGDOM HEARTS II」テーマソング Be My Last 映画「春の雪」主題歌 誰かの願いが叶うころ 映画「CASSHERN」テーマソング Beautiful World -PLANiTb Acoustica Mix- 「ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破」テーマソング |
Disc 2 : | 嵐の女神 Show Me Love (Not A Dream) Goodbye Happiness Hymne a l'amour ~愛のアンセム~ ペプシネックスCMソング Can't Wait 'Til Christmas |
カテゴリ | » ミュージック » ジャンル別 » J-POP |
購入者の感想
「味わい深い日々を」
この言葉は、ZARDの故・坂井泉水がファンに送った事実上最後の言葉だ。
宇多田ヒカルの名バラード「Flavor of life(人生の風味:本人訳)」というタイトルを見て、真っ先に思い出した言葉。
坂井泉水がこの言葉を遺したのが、2007年。宇多田ヒカルが「Flavor〜」を発表したのも、2007年。前後関係はともかくとして、90年代を代表する歌姫、00年代を代表する歌姫が、共に「人生の味」について言葉なり音楽なりを時代に刻んだのは、何かの縁だろうか?
宇多田ヒカルの最大の武器は、その「言語感覚」だ。
「『愛してるよ』よりも『大好き』の方が 君らしいんじゃない?」(Flavor of life)
「あなたの笑顔が僕の 心にクリティカルヒット」(kiss & cry)
「予期せぬ愛に自由奪われたいね」(This is love)
「どんぶらこっこ 世の中浮き沈みが激しいな どんなときでも価値が変わらないのは ただあなた」(keep tryin’)
「お父さんkeep trying trying お母さんkeep trying trying お爺ちゃん、車掌さん、お嫁さんkeep trying trying」(同じくkeep tryin’)
などなど。
社会や人が抱える問題やジレンマの上を空中散歩のように軽快に歩いてゆくような、かと思えば、イルカのダイブのように心の水面下をすくい取るように優しくえぐりとるような、軽やかでしなやかな歌詞。
言葉足らずをさらけ出すかのように、吟味されない愛や恋や夢を平然と歌う、そこらのミュージシャンとは格というか次元が違った。
彼女の歌詞も聴き方によっては「軽薄だ」という感想を持つ人もいることだろう。でも、なんでも意味付けしたがるJ−POPの中にいながら、まるで三段跳びのように現実から理想へ飛びだしていく彼女の言葉は、いつだって貴重な示唆をいつも僕らの耳に残していく。
この言葉は、ZARDの故・坂井泉水がファンに送った事実上最後の言葉だ。
宇多田ヒカルの名バラード「Flavor of life(人生の風味:本人訳)」というタイトルを見て、真っ先に思い出した言葉。
坂井泉水がこの言葉を遺したのが、2007年。宇多田ヒカルが「Flavor〜」を発表したのも、2007年。前後関係はともかくとして、90年代を代表する歌姫、00年代を代表する歌姫が、共に「人生の味」について言葉なり音楽なりを時代に刻んだのは、何かの縁だろうか?
宇多田ヒカルの最大の武器は、その「言語感覚」だ。
「『愛してるよ』よりも『大好き』の方が 君らしいんじゃない?」(Flavor of life)
「あなたの笑顔が僕の 心にクリティカルヒット」(kiss & cry)
「予期せぬ愛に自由奪われたいね」(This is love)
「どんぶらこっこ 世の中浮き沈みが激しいな どんなときでも価値が変わらないのは ただあなた」(keep tryin’)
「お父さんkeep trying trying お母さんkeep trying trying お爺ちゃん、車掌さん、お嫁さんkeep trying trying」(同じくkeep tryin’)
などなど。
社会や人が抱える問題やジレンマの上を空中散歩のように軽快に歩いてゆくような、かと思えば、イルカのダイブのように心の水面下をすくい取るように優しくえぐりとるような、軽やかでしなやかな歌詞。
言葉足らずをさらけ出すかのように、吟味されない愛や恋や夢を平然と歌う、そこらのミュージシャンとは格というか次元が違った。
彼女の歌詞も聴き方によっては「軽薄だ」という感想を持つ人もいることだろう。でも、なんでも意味付けしたがるJ−POPの中にいながら、まるで三段跳びのように現実から理想へ飛びだしていく彼女の言葉は、いつだって貴重な示唆をいつも僕らの耳に残していく。