続・本当に正しいフェティシズム~性的嗜好大事典~ANNEX (SANWA MOOK) の感想

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参照データ

タイトル続・本当に正しいフェティシズム~性的嗜好大事典~ANNEX (SANWA MOOK)
発売日2015-11-19
製作者鳥山 仁
販売元三和出版
JANコード9784776914310
カテゴリジャンル別 » エンターテイメント » サブカルチャー » 性風俗

購入者の感想

無理矢理2冊目を作った感は否めない。とはいえ面白いことには違いないし、「認識」の項などは、哲学・論理学(数学)オンチにはありがたい(難しいが……)。プラトンのイデア論も、ヘーゲルの弁証法も、マルクスの唯物弁証法も、間違っている……らしい。斎藤環『戦闘美少女の精神分析』やフェミニズム(『フェミニズム理論事典』、大越愛子)も、こき下ろされている。なお、三浦俊彦『下半身の論理学』の書評(122ページ)は、的確であると思われる。

「バブみという単語は2014年の夏頃から自然発生したと言われているが、発生時期から推測するとこの年の前半に女性声優の結婚報告が相次いだことが背景にあると考えて良いだろう。処女愛好で解説したように、女性声優に限らず芸能人のファンには少なからず自分がファンの芸能人がプライベートで恋愛関係を持っているという情報に接すると『処女膜から声が出ていない』なる珍発言に象徴される過剰反応を見せるケースがあるが、ここからさらに一周して結婚報告を前に達観した状態が『○○ママの子供になりたい』のようなものであった。特に30代から40代の独身男性が自分より年下の女性声優が結婚した事実に対して『もはや夫になることが叶わないなら子供になりたい』と思ったところから次第に『母性を感じる』ようになり、そこから『赤ちゃんのように甘えたい』に変化して、最終的に『バブみを感じる』という表現が生まれた。その単語が持つ独特の気持ち悪さから、次第に婚姻の有無(もしくは、法的に婚姻可能年齢に達していなくても)や子供の有無に関係なく三次元と二次元、更に性別の境界を越えて急激に広まっている。」(101ページ)

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