ファイナルファンタジー25th メモリアルアルティマニア Vol.2 の感想

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全体的な感想はVol.1のほうに書いてしまいましたので、
この本最大のウリと言える設定資料の見所を中心にまとめてみます。

FF7
クラウドのアクション絵コンテや、リミット技絵コンテ、ムービー絵コンテなど
Vol.1収録作とは違った種類の設定資料が数多く収録されています。
とくに、【セフィロスとジェノバの対峙】の絵コンテは
書き込みのひとつひとつが生々しくて見入ってしまいました。
また、17点収録されている北瀬氏、鳥山氏、野村氏のアイデアメモも
読み応えがあります。鳥山氏の『ATTBシステム』や『前フリシステム』など、
採用されなかったシステムも知ることができます。
WORLDの章には、当初魔晄都市ザマルと呼ばれていたミッドガルの設定画も
多数収録されており、こちらもファンは注目かと。
あと、クラウドの初期デザインのなかに、ひとつ見たことのない
イラスト（’B）があるような。。。これって初出？

FF8
前作の7と比べるとページ数も資料の数も少なめですが、
メインキャラの全身画（ラフスケッチ）は初めて目にしました。
それに、気合の入りまくった【魔女暗殺計画】の絵コンテ7点と
エンディングの絵コンテ17点も見応えありました。

FF9
なんとFF7を超えるページ数（126ページ分）！
大好きな作品なので、これはうれしかった。
メインキャラはもちろん、街の住人ひとりひとりに関しても詳細で美しい
設定画と設定資料が用意されていることがわかって、
ここだけでも1冊の設定資料集として成立しそうなほど。
FF9は攻略本のアルティマニアこそ発売されていましたが、
設定集はないので、9のファンならこれ目当てで買っても絶対にソンはないです。
また、【キャラクターのサイズ比較】ではじめて判明した驚くべき身長・・・！
これは実際に買って確かめてみて欲しい・・・・！！