ベイブレード バースト B-56 ブースター アンロックユニコーン.D.N の感想

　地味に漫画の2巻にもひっそりと映っており、アニメでもこっそりと忍んでた右京君のベイブレードことアンロックユニコーンです。
防御型なのに一本の角が飛び出し、いろんな意味で挑戦的なデザインとなっておりますが性能の方は……

　・新レイヤーとなるアンロックユニコーンは前途の通り一本の角が飛び出しており、旧ユニコーンより一角獣らしさを主張したデザインとなっております。ホワイトのカラーリングにライトグリーンの目が綺麗……と、そこまではいいのですがこの角がなかなかの曲者、鬣が攻撃を受け流すのに対し角で相手を弾いてしまうのです。普通の防御型なら弾いてカウンター、で済みますがこのアンロックユニコーン、その名の通り自分のロックがユルユルアンロックという有様。ワイルドワイバーンみたく受け流しに特化すればいいものを、無駄に弾こうとするせいで逆に自分がバーストするというパターンに陥りがち。鬣が機能してない上に対称にもなってないから持久力にも期待できない、と散々なレイヤーです。

　・新ディスクのダウンは低重心にすることで安定を狙ったディスクです。低重心ディスクというのはこれまでにアームドやバーチカルと似たようなコンセプトのディスクがありましたが今回のダウンは低重心にすることに特化しており、重量もバーチカルなどより上だと思われます。

　・ドライバーのニードルは以前ランダムブースター2に封入されていたものと同一。ホーリーホルスードの時のようにランブー買ったけどレアパーツ当たらなかった！　と言った方向けでしょうか。個人的にはかなりお気に入りのドライバーです。メタルファイトのJBの時と違って摩耗が少ない気がします、寿命が長いのはグッド！

　レイヤーに関しては評価の甘いつもりの自分でも散々に書いてしまいましたが、ダウンとニードルは面白いパーツだと思われますのでデザインが気に入ったりニードルがほしい！　といったかたは買いなのではないでしょうか。ただこれ単品で使用する、初めてでランチャーと一緒にこれを買う、と言った方にはあまりおすすめできないかも……