お気の毒ですが、冒険の書は魔王のモノになりました。 (3) (ニチブンコミックス) の感想

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参照データ

タイトルお気の毒ですが、冒険の書は魔王のモノになりました。 (3) (ニチブンコミックス)
発売日2014-11-29
製作者KAKERU
販売元日本文芸社
JANコード9784537132304
カテゴリ » ジャンル別 » コミック・ラノベ・BL » コミック

購入者の感想

内容
魔獣化されたダンタレアスと親友である聖騎士ランスロットの戦いが決着。 ランスロットの橋破壊によって侵攻方向の転換を余儀なくされるが、その先には人間たちに迫害を受けたエルフたちが住む隠れ里があるのだった。

評価
第2巻に引き続き、第1巻で抱いた期待感を裏切る内容だった。  良い意味での悪趣味さが全く出ていない。ダークファンタジーものだったはずなのだが、主人公である魔王の残忍さが全く感じられない。
この物語は魔王が「遊び」のために残忍で惨たらしく救いのない悪行を尽くす物語・・・・・・と思っていたのだが、どうにも1分の理ができはじめているというか、悪が悪を滅ぼす?ようなちょっとダークヒーローっぽいことまでしはじめる始末。 
騎士同士の戦いも大変お綺麗な結末で、はっきりいって反吐が出る。そんなの期待してる読者は1巻で姫様が精神崩壊してるあたりで脱落していますよといいたい。 魔王に対抗する勇者たちに焦点を当てすぎているのも気になる。

一般受けを目指しているのなら遅すぎるし、大変に中途半端な作品となっている。第4巻で想像を絶するぐらい狂気的偏執的絶望的にエルフたちが壊されることを期待したい。

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