日本がもし100人の村だったら の感想

アマゾンで購入する

参照データ

タイトル日本がもし100人の村だったら
発売日販売日未定
製作者池上 彰
販売元マガジンハウス
JANコード9784838720378
カテゴリジャンル別 » 社会・政治 » 社会学 » 社会学概論

購入者の感想

書店で立ち読みして、一気に読み終えてしまったのですが、
忘年会のクイズネタとして使える、と思いこちらから購入。
「東京の食料自給率は何%?」の問題には、正解者ゼロ。
おかげさまで忘年会おおいに盛り上がり、買ってよかったです。
が、
そんな単純な本じゃなかったのですね。

巻末についてる対談。
立ち読みでは読んでなかったのですが、
これがものすごくおもしろい!

池上彰さんは、わかりやすい経済・時事解説の著名なジャーナリスト。
池田香代子さんの方は、私は知らなかったのですが、
前作の「世界が100人シリーズ」の著者で、
その時の印税を全額寄付したり、
「ソフィーの世界」や映画「ベルリン・天使の詩」の翻訳した人なんですね。

そのお二人が政治、治安、教育、医療の問題について、
マスコミで報じられていることと現実のギャップを
明快に私にも理解できるよう解説してくれています。

特に、
「ALWAYS 三丁目の夕日」のころ、昭和33年前後、
殺人事件は、人口比で言えば現在の倍もあって、
今のほうが犯罪が少ないんですから。
ーー中略ーー
しかも小学生が同級生を殺したとか、
きょうだい殺しとか、親殺しとか、
すごい事件があふれている。
「犯罪が減って、体感不安が増えた」
なんてあたりは、目からウロコでした。

すごいのは、じゃあどうすればいいの?
ってとこが、ちゃんと示唆されているので不満が残らず、
私でも政治経済がちょっと語れる気になりました。

ニッポンやばいよ、と数字で思わせて、
だけど、実際にいま何が起きていて、
これからどうすればいいのかを教えてくれる本でした。
政治経済は苦手だけど、
このままではいけない気がしている方にお薦めします。

あなたの感想と評価

コメント欄

関連商品の価格と中古

日本がもし100人の村だったら

アマゾンで購入する
マガジンハウスから発売された池上 彰の日本がもし100人の村だったら(JAN:9784838720378)の感想と評価
2017 - copyright© みんこみゅ - アマゾン商品の感想と評価 all rights reserved.