図解・ベイズ統計「超」入門 あいまいなデータから未来を予測する技術 (サイエンス・アイ新書) の感想

※サンプル画像 クリックで拡大します

ベイズの入り口として最初に読む本。予備知識はほとんど要らず、1日で気軽に読めるが、内容はとても濃い。会話形式で生徒役がちょうどひっかりそうなところで絶妙に質問してくれるのも気分が良い。
涌井氏のベイズ本はほかにも読んだが、一番最新の出版である本書が最初に読むにはふさわしいと思う。
第6章のベイズ統計学についても従来の統計学の確率分布を簡単に紹介したうえで、パラメータを定数ではなく確率変数としてとらえるのがベイズ統計だ、という説明は非常に分かりやすかった。