渋谷ではたらく社長の告白〈新装版〉 の感想

Coupe（クープ）の竹村社長が書いたnoteがトレンドに上がっており、
その記事の中でこの本が激推しされていたので興味を持って読んでみた。

他のレビューにあるように、一気に読めた。
今のサイバーエージェントの華やかなイメージしか知らなかった自分にとって、
インターネットについてほとんど何も分からない状態から気合と根性とハッタリで営業していた時代があったことは、
当然といえば当然かもしれないが衝撃的だった。
「いいか、余計なことを話すな。相手が分からないことを言っていたら、黙ってうなずいて、」
「あとはメモして持って帰って来い。いいな」
「帰ったらみんなで勉強しよう」
読んでるだけで自分のノミの心臓が握りつぶされそう。

読んでいて良い意味でも悪い意味でも終始ドキドキさせられ、このヒリついた感じが起業なんだと言葉でなく心で理解できた（JOJO風）。
以前に読んだ「再起動　リブート/斎藤徹（2016/12出版）」のドキドキ感を思い出し、
ベンチャーの社長は相当な打たれ強さがないと務まらないんだなぁと改めて尊敬の念を抱いた。

しかしネットバブルが弾けた後の投資家達の手の平返しには辟易した。
この本を読んで起業なんてとてもできないと思う反面、自分はこうしてリスクを取りに行ける人達をせめて応援したいと思った。
Abema TVあんまり興味なかったけど、とりあえずプレミアムに登録してみました。
誰かオススメ番組教えてください。