華麗なる円谷特撮デザインの世界 ミラーマン☆ジャンボーグA 米谷佳晃デザインワークス 1971~1973 の感想

「帰ってきたウルトラマン」の怪獣デザインは2ページで1体ですが、その他は基本的に1ページに1体掲載です。

そして米谷氏本人による、40年以上前の仕事とは思えないほど詳しい解説があり、とても楽しめました。

ほんの少しですが、「キカイダー01」や「コンドールマン」といった東映作品のデザインも掲載されています。

惜しむらくはカラーページが24ページしかなく、ほとんどのデザインが2色ページで紹介されていることです。
それでも、手頃な価格で十分満足のゆく内容でした。

氏のデザインをカラーでご覧になりたい方には、今年に入って発売された「大人のウルトラマン大図鑑 第ニ期ウルトラマンシリーズ編」をあわせておすすめします。
多くの方のデザイン画が掲載されており、米谷氏のデザインは4ページで、本書未掲載も含め38枚(+2色2枚)掲載されています。