ニッポンジャズ水滸伝(地之巻) の感想

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参照データ

タイトルニッポンジャズ水滸伝(地之巻)
発売日2013-06-09
アーティストオムニバス
販売元オフノート/華宙舎
JANコード4571258151043
カテゴリミュージック » ジャンル別 » ジャズ・フュージョン » スウィングジャズ

購入者の感想

全100曲聴かせていただいた。
基本的に、モダン戦前ジャズ歌謡曲は大好きだが、この商品だけは買うまいと決心していた。理由は、パンフだけが無意味に豪華で、CDにはノイズの多い、超マイナーな、上手でない器楽演奏が詰まっていると考えたからである。(値段も高い)。しかし、このジャンルでは、4月末の「大東京」と「浅草」を最後に、もう4か月も新しいものが出ておらず、聴くものがない。それで、仕方なく、これを買うことにした。
結果は、予想よりは、ずっと楽しめた。感想を書く。
CD1枚目。まず、11才から16歳のシロホン演奏(一部を除き音悪い)が10曲続く。今時、小中学校の学芸会のようなシロホン演奏を30分も聴かされるのは、さっぱり楽しくない。技術的には一番年上のかつ代が上手。松竹楽劇の2曲と笹本幸夫の「道頓堀シャンソン」は、音もまずまずで楽しい。渡邊光子(変名多し)「マダム浪花」素晴らしい歌である。乙女ジャズの「新オイトコ」はまあまあ、無名歌手の「ハレルヤ」とダンサー芸者の「椰子の木」はノイズ多い。「チンドンヤ」は賑やかなだけ。「道頓堀行進曲」は活弁を15分近く聴かされるのは苦痛。漫才「カツロー写真」も面白くない。最後の「千日前行進曲」は楽しかった。
CD2枚目。澤幸子の2曲、元気ない。小島玲子の2曲、元気良い。井上起久子の2曲、騒々しい。松竹管弦団の3曲と松竹座ジャズバンドの2曲。ノイズあるも、まずまず。松竹座管弦楽団の1曲と松竹ジャズバンドの1曲、平凡。川路美子こと渡邊光子「懐しの道頓堀」素晴らしい歌である。花園綾子「南地小唄」平凡。楠木繁夫の民謡2曲、ただの民謡に近い。柳原健こと楠木繁夫の2曲、楠木とは思えない変な声。黒田進こと楠木繁夫の2曲、こちらは声がよく伸びている。カルストンジャズバンド演奏2曲、ノイズあり、そつなし。太平ジャズバンドの2曲、ノイズあるも、ノリがよく快調。イツモヤ音楽隊「夜半の警鐘」ノイズ多く不調。服部良一指揮「意想曲1936年」スケール大きいが、長すぎる。

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