We are 宇宙兄弟 宇宙を舞台に活躍する人たち (講談社+α新書) の感想

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同じシリーズの「宇宙飛行士の底力」を読み、それでも宇宙に対する興味が尽きず、本書を読みました。

宇宙に関わる仕事をしている10人。
医者、技術者、天文学者、また民間企業でロケット開発を行っている人まで。
宇宙に関わる、様々なジャンルの仕事を知ることができる。

夢や理想を掲げ頑張る人や、現実的な考え方をする人。
失敗は何度してもいいと言う人や、失敗は許されないという環境で仕事をしている人。
いろんな考え方を持った人がいた。

しかし、宇宙飛行士と同様、共通した部分も持っていた。
過去よりも、先を見る。
「無理」や「できない」という言葉が嫌い。
人に教えることを大事にする。

宇宙を舞台にどんな’こと’をやっているかだけでなく、どんな’考え’を持っているかについても触れられる。

いろいろな言葉があったが、その中で一番印象に残っているのは
「幸せは準備している人に訪れる」
私は、この言葉がとても気に入った。

マンガの宇宙兄弟でもでてくる「ALS」という病気を実際に研究している人も登場する。
宇宙兄弟の世界をよりリアルに感じることができた。