【Amazon.co.jp限定】 ガールズ&パンツァー 劇場版 (特装限定版) (戦車トークCD付) [Blu-ray] の感想
参照データ
タイトル | 【Amazon.co.jp限定】 ガールズ&パンツァー 劇場版 (特装限定版) (戦車トークCD付) [Blu-ray] |
発売日 | 2016-05-27 |
監督 | 水島努 |
出演 | 渕上舞 |
販売元 | バンダイビジュアル |
JANコード | 登録されていません |
カテゴリ | » DVD » ジャンル別 » アニメ |
購入者の感想
「ガルパンはいいぞ」
SNSにこの言葉があふれた時、事情を知らない方々は不気味に感じたことだろう。ステルスマーケティングか、はたまた麻疹のようなものか……。(実際は、映画館での感動をどう表現していいのかわからない大勢の方々が、この言葉を繰り返してしまったのだが。かく言う私も、鑑賞三回目までは感想を上手く描写できなかった)。
そういったこともあってか、某「反主流」を謳う雑誌に、的外れな批判記事が掲載されたりした。マナーの悪いファンが大洗町で迷惑行為を働くことがあったとか、ごもっともな指摘もあったが、全体的に悪意に満ちた文章だった。曰く、
1「戦車が嫌になって逃げ出した少女が急に、戦車に楽しそうに乗り始めるのは、おかしい」
2「オタクどもは、ありとあらゆる女子に受け入れられる戦車を自分の性器に見立てて鑑賞しているのだ」
といった趣旨の記述である。
この方は、なぜ異常なほど人気が出ているのか理解できていない様子だった(特にDVDとブルーレイの売り上げは深夜アニメとしては桁違いだと書いている)。そして上記のような筆の運びとなったのであるが、記事の執筆者は明らかに全体のダイジェストと最初の一、二話くらいまでしか観ていないことがわかる。
1に関して言えば、物語の尺の都合で主人公・西住みほが戦車および戦車道から逃避したものの、それを克服して試合に臨む描写が、少し物足りないといえば、確かにそうだろう。だが、いくらなんでも2は見当違いだ。前述のごとく理解できなかったからこそ(いや、最初から理解したくなかったか、批判することを決めていたのかもしれないが)、頭の方だけ観て放り投げ、挙句はこじつけとしかいいようがない悪口を書き散らかしたとしか思えない。そして信じられないことに、それを基にした「低い評価」のレビューが、アマゾンに書き込まれていたりするのだ。
さて、私が思うに、『ガルパン』がヒットした理由は2つある。すなわち
・戦車の描写がすごい
・往年の戦争映画をネタにした部分があちこちにある
SNSにこの言葉があふれた時、事情を知らない方々は不気味に感じたことだろう。ステルスマーケティングか、はたまた麻疹のようなものか……。(実際は、映画館での感動をどう表現していいのかわからない大勢の方々が、この言葉を繰り返してしまったのだが。かく言う私も、鑑賞三回目までは感想を上手く描写できなかった)。
そういったこともあってか、某「反主流」を謳う雑誌に、的外れな批判記事が掲載されたりした。マナーの悪いファンが大洗町で迷惑行為を働くことがあったとか、ごもっともな指摘もあったが、全体的に悪意に満ちた文章だった。曰く、
1「戦車が嫌になって逃げ出した少女が急に、戦車に楽しそうに乗り始めるのは、おかしい」
2「オタクどもは、ありとあらゆる女子に受け入れられる戦車を自分の性器に見立てて鑑賞しているのだ」
といった趣旨の記述である。
この方は、なぜ異常なほど人気が出ているのか理解できていない様子だった(特にDVDとブルーレイの売り上げは深夜アニメとしては桁違いだと書いている)。そして上記のような筆の運びとなったのであるが、記事の執筆者は明らかに全体のダイジェストと最初の一、二話くらいまでしか観ていないことがわかる。
1に関して言えば、物語の尺の都合で主人公・西住みほが戦車および戦車道から逃避したものの、それを克服して試合に臨む描写が、少し物足りないといえば、確かにそうだろう。だが、いくらなんでも2は見当違いだ。前述のごとく理解できなかったからこそ(いや、最初から理解したくなかったか、批判することを決めていたのかもしれないが)、頭の方だけ観て放り投げ、挙句はこじつけとしかいいようがない悪口を書き散らかしたとしか思えない。そして信じられないことに、それを基にした「低い評価」のレビューが、アマゾンに書き込まれていたりするのだ。
さて、私が思うに、『ガルパン』がヒットした理由は2つある。すなわち
・戦車の描写がすごい
・往年の戦争映画をネタにした部分があちこちにある
傑作です。
とはいえ欠点はあります。
・細部の脚本はTV版と変わらず丁寧ですが、ストーリーラインは相当に強引です。
解決したはずの廃校問題を蒸し返してそれを覆すことがプロットですが流石に「またですか!?」と思いました。
マイナス5点。
・描きたいものが多すぎてあまりにも情報が過密になってしまったこと。
後半戦では計60輌の戦車が登場しますが誰がいつ撃破されたか一度観ただけではわからないことが結構あります。
マイナス5点。
・登場キャラが多すぎてシリーズ初見では全く把握できないこと。
TV版、OVAを何度も見てキャラを叩き込んでないと誰が誰だがわかりません。
キャラに感情移入するには相当の予習が必要となります。
マイナス5点。
・戦車の挙動がファンタジーに寄り過ぎたこと。
TV版から戦車が有り得ない動きをすることで有名でしたが今回は更にぶっ飛んでます。
戦車の重厚な動きが好きな人は「うーん」となるところでしょう。外観的造形は相変わらずキチガイじみた執拗さです。
マイナス20点。
・風呂シーンにアンツィオの面子がいなかったこと。
マイナス50点。
以上により85点ほど減点して、999915点となります。
とはいえ欠点はあります。
・細部の脚本はTV版と変わらず丁寧ですが、ストーリーラインは相当に強引です。
解決したはずの廃校問題を蒸し返してそれを覆すことがプロットですが流石に「またですか!?」と思いました。
マイナス5点。
・描きたいものが多すぎてあまりにも情報が過密になってしまったこと。
後半戦では計60輌の戦車が登場しますが誰がいつ撃破されたか一度観ただけではわからないことが結構あります。
マイナス5点。
・登場キャラが多すぎてシリーズ初見では全く把握できないこと。
TV版、OVAを何度も見てキャラを叩き込んでないと誰が誰だがわかりません。
キャラに感情移入するには相当の予習が必要となります。
マイナス5点。
・戦車の挙動がファンタジーに寄り過ぎたこと。
TV版から戦車が有り得ない動きをすることで有名でしたが今回は更にぶっ飛んでます。
戦車の重厚な動きが好きな人は「うーん」となるところでしょう。外観的造形は相変わらずキチガイじみた執拗さです。
マイナス20点。
・風呂シーンにアンツィオの面子がいなかったこと。
マイナス50点。
以上により85点ほど減点して、999915点となります。