FIFA 13 ワールドクラス サッカー 初回特典:UT:24ゴールドパックス DLC同梱 & 【Amazon.co.jp限定】 EA SPORTS フットボールクラブ クレジット DLC付き の感想

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50時間ほどプレイし、全てのゲームモードを遊んだ上でのレビューとなります。

今作のマルチプレイは09の時のようなスルーパス、フライスルーパス、ゴール前での横流しの応戦になりがちです。
トラップミスが多発し、選手が活発に上がるようになってのカウンターでの応酬、ミドルシュートが入りやすく、GKは1vs1でもかなり強いです。
これらの要素の為にオン対戦ではフラトレーションが溜まりがちです。
特に昇格降格のあるディビジョン制が導入されている1vs1のFIFAシーズンとUltimate Teamでは、これらのような単調なプレイしかしてこない相手も少なくありません。
これはサッカーゲーム自体が昔から抱える問題ですが、ゲームスピードは遅いがデフォルトでも良かったのではないだろうか。

その反面でゲームプレイに関してはゲームを組み立て、選手を活かす楽しさが引き立つようになりました。
丁寧な体勢から正確に素早くパスを繋ぎゴールを決める流れは、現実のそこでどうしてミスをするんだと思いがちな
イレギュラーなミスや単純なトラップミス、ルーズボールへの反応などをゲーム側に見事なまでにフィードしており、
FIFAシリーズで毎年良くなっている試合部分が更にブラッシュアップされています。
カウンターとなると早くパス回しをしなければならないが、その分ミスをしやすく、ミスを少なくする為に丁寧に繋ぐことになれば相手のディフェンスは整ってしまう訳です。

ゲームモードは多彩かつ豊富で次回作が出るまでの一年を通して十二分に遊べるボリューム。
毎週チーム・選手のデータが反映され、チャレンジでは現実サッカーであった出来事を再現、
キャリアでは選手移籍に金銭＋選手での契約が可能になり、クラブと合意した上で選手と契約交渉に入る。
カウンターオファーや選手自身がスタメンではないから移籍を希望する、給与を上げろといったイベントまで用意された。
選手は年齢や試合での活躍により能力が成長・衰退し、GKが毎試合失点すると絶不調に陥るなどコンディション要素もある為に毎試合スタメンを変える必要性もあり奥が深くなった。