【PS4版】仮面ライダー バトライド・ウォー 創生 メモリアルTVサウンドエディション 【初回封入特典】「プレイアブルキャラクター「本郷猛(ショッカー戦闘員変装バージョン)」と 専用追加ミッション「ショッカー基地潜入作戦」が貰えるプロダクトコード」 の感想

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過去作は全作プレイしています。
PS4仕様だからか、ロードは前作と比較にならないほど快適で、5秒ほどで済むのでテンポは良いですね。
キャラの質感も大分マシでしょうか。
昭和ライダーのバトルスタイルも特色あるものが揃っていて楽しいですが、個人的に以前から不満だった、このゲームの高ランク取得制度にある被ダメージ量の存在によって、楽しくライダーを操作する事よりも、使い勝手の良いコンボ数の555、遠距離高威力技連射のカイザ辺りを使ってノーダメクリアを目指すルーチンになってしまいがちです。

特に、殆どの昭和ライダーは技を出す予備動作に無敵判定がないので、タコ殴りを避ける為には高難易度では一部のキャラは結局、殴る蹴るしか出来ないのもつまらない。
今回からプレイアブルのカイザに至っては、十分に鍛えて△ボタンを連打していれば最高難易度のミッションでも大概は数分で終わってしまうというブッ壊れ性能なので、縛りプレイでもしないと他が霞んでしまいますね。
カメラワークの融通の利かなさも相変わらずで、わざわざテンポを悪くしてまでカットイン掛けるなら、恰好良いアングルに修正する位はしてくれても良いのにと思います。
何より、ストーリー（ステージ数含めて）が薄すぎる。
折角、ほぼ全作のライダーを出せたのに敵は戦闘員がいるだけで、ショッカーとデストロン、ゴルゴム以外の過去怪人は居ないし、そもそも昭和ライダーの殆どがストーリーに絡まないので、本当にただ居るだけ”という状況で、テキスト量も圧倒的に少なすぎ、最近の格闘ゲームのストーリーモードでももうちょっとあるぞ、というレベル。

有体に言って、そこいらのデパート屋上でやってるヒーローショーの方が、まだストーリーは濃いんではないでしょうか。
クロスオーバーの醍醐味が全く活かせていませんね。
この数のプレイアブルを出して一本道のストーリーでは出番が行きわたらない事は分かっていたんですから、それぞれグループに分けるとかして分岐させれればまだマシだったのにと思います。