蒼き狼 (新潮文庫) の感想
参照データ
タイトル | 蒼き狼 (新潮文庫) |
発売日 | 販売日未定 |
製作者 | 井上 靖 |
販売元 | 新潮社 |
JANコード | 9784101063133 |
カテゴリ | 本 » ジャンル別 » 文学・評論 » 歴史・時代小説 |
購入者の感想
自分が蒼き狼の血(モンゴル)を引くことを証明しようとして征服者たらんとする主人公テムジン(チンギスカン)の生涯を描いた井上文学の秀作と言える。
読んでいて血が騒ぐ。
ただ、登場人物中キャラクターが立っているのは、主人公テムジンの他には、自分と同じ境遇に生まれ、同じように蒼き狼たれと願う長子ジュチ、正妻ボルチ、妾クランくらいで、他の武将たちや息子たちのキャラクターがつかみ難く、物覚えの悪い私などは人物相関図を描きながら読まなければならなかった。
こうしたサブキャラクターたちの個性も描いてほしかった。
読んでいて血が騒ぐ。
ただ、登場人物中キャラクターが立っているのは、主人公テムジンの他には、自分と同じ境遇に生まれ、同じように蒼き狼たれと願う長子ジュチ、正妻ボルチ、妾クランくらいで、他の武将たちや息子たちのキャラクターがつかみ難く、物覚えの悪い私などは人物相関図を描きながら読まなければならなかった。
こうしたサブキャラクターたちの個性も描いてほしかった。