塩分が日本人を滅ぼす (幻冬舎新書) の感想
参照データ
タイトル | 塩分が日本人を滅ぼす (幻冬舎新書) |
発売日 | 2016-01-29 |
製作者 | 本多 京子 |
販売元 | 幻冬舎 |
JANコード | 9784344984097 |
カテゴリ | ジャンル別 » 暮らし・健康・子育て » 家庭医学・健康 » 食・栄養 |
購入者の感想
本書に啓発されて、焼き魚に塩を振るのもビクビク、
という人が増えないことを祈る。
命にかかわることだから。
日本ではもう半世紀以上、
「日本人は塩を摂りすぎている」
「減塩すれば高血圧などの生活習慣病を予防できる」と
国ぐるみで減塩が推奨されてきた。
しかし、その確たる根拠は示されていない。
実は「塩不足」の方が命を縮める、という指摘が、多数ある。
塩に含まれるナトリウムは、体内の水分調整、弱アルカリ性に保つ、
カリウムと連携して心臓の拍動を支える、神経伝達、消化の促進など
かけがえのない働きをしている。
塩不足は、脱水症状や熱中症の原因のひとつにもなる。
世界で最も権威ある医学誌のひとつ
『ランセット』に載った論文では
25~75歳までの20万7729人の、
塩分を1日2~13グラム摂る人々を4班に分けた聞き取り調査で
「塩分の摂取が最も少ないグループは、脳卒中や心筋梗塞になりやすく
最も短命。最も多いグループが最も長寿で、高血圧、心筋梗塞も少ない」
「世界の経済先進国で最も塩分摂取量の多い日本人は、世界最長寿である」と報告している。
むしろ塩をきちんと摂った方が、血圧や血管の健康を保てるということだ。
「インターソルト・スタディ」という国際共同調査(1888年)でも
32か国52地域、約1万人の食塩摂取量と血圧を調査した結論は
「食塩の摂取量と高血圧症に、はっきりした関係は認められなかった」。
アメリカ心臓学会から高血圧学会の最高賞を授与された故・
青木久三博士も「塩の欠乏は命を奪う。日本人の高血圧の98%以上は、塩は関係ない。大多数の
日本人にとって減塩は意味がなく、危険が大きい」と警告した。
医学誌の最高峰「ニューイングランド・ジャーナル・オブ・メディシン」には
2014年8月号に、塩分関連の論文が3本も載ったが、目新しい報告はなく
という人が増えないことを祈る。
命にかかわることだから。
日本ではもう半世紀以上、
「日本人は塩を摂りすぎている」
「減塩すれば高血圧などの生活習慣病を予防できる」と
国ぐるみで減塩が推奨されてきた。
しかし、その確たる根拠は示されていない。
実は「塩不足」の方が命を縮める、という指摘が、多数ある。
塩に含まれるナトリウムは、体内の水分調整、弱アルカリ性に保つ、
カリウムと連携して心臓の拍動を支える、神経伝達、消化の促進など
かけがえのない働きをしている。
塩不足は、脱水症状や熱中症の原因のひとつにもなる。
世界で最も権威ある医学誌のひとつ
『ランセット』に載った論文では
25~75歳までの20万7729人の、
塩分を1日2~13グラム摂る人々を4班に分けた聞き取り調査で
「塩分の摂取が最も少ないグループは、脳卒中や心筋梗塞になりやすく
最も短命。最も多いグループが最も長寿で、高血圧、心筋梗塞も少ない」
「世界の経済先進国で最も塩分摂取量の多い日本人は、世界最長寿である」と報告している。
むしろ塩をきちんと摂った方が、血圧や血管の健康を保てるということだ。
「インターソルト・スタディ」という国際共同調査(1888年)でも
32か国52地域、約1万人の食塩摂取量と血圧を調査した結論は
「食塩の摂取量と高血圧症に、はっきりした関係は認められなかった」。
アメリカ心臓学会から高血圧学会の最高賞を授与された故・
青木久三博士も「塩の欠乏は命を奪う。日本人の高血圧の98%以上は、塩は関係ない。大多数の
日本人にとって減塩は意味がなく、危険が大きい」と警告した。
医学誌の最高峰「ニューイングランド・ジャーナル・オブ・メディシン」には
2014年8月号に、塩分関連の論文が3本も載ったが、目新しい報告はなく