究極の吹奏楽~ジブリ編 の感想

ジブリの音楽は、ほとんどが弦楽器（オーケストラ）で奏されていますね。そもそもTV、映画はだいたいが弦楽器です。

しかしこのアルバムは「吹奏楽」。「吹奏楽」＝弦楽器が無い交響楽団。でも弦楽器がない分、木管楽器＆金管楽器の融け合いが重要で、この2つの楽器群のハーモニーが絶妙にバランスが取れたときの「至福感」は何と言って良いかわかりません。この「ジブリ」は、さすが日本トップの吹奏楽作編曲4人を起用しているだけあって、その「融け合い」が素晴らしい！しかもジブリ音楽という、皆が知っている曲でのアレンジは、弦楽器に対してのチャレンジではなく、しっかりと「吹奏楽」独特の素晴らしさを伝えています。木管楽器の素晴らしさ、金管楽器の素晴らしさを充分に引き立てています。

「吹奏楽」の概念をガラッと変えてくれた1枚です！（吹奏楽を知らない人、知ってる人、誰にでも納得できると思います！）