ろんぐらいだぁす! (1) (REXコミックス) の感想

「すぱすぱ」の作者である三宅大志氏が描く自転車漫画「ろんぐらいだぁす!」
他にも女の子が主人公の自転車漫画がありますが、本作はその中でも一押しです。

運動音痴の大学一年生の主人公が、偶然見かけた自転車(BD-1)に一目惚れして…と言う
始まり方なのですが、最初の自転車選びがかなりリアルです。
昨今の自転車漫画では結構「タダで譲って貰った」とか羨ましい話が多いんですが、
(そうしないと話が長くなったり、ややこしくなるからでしょうが)
この作品ではそんなの一切無しの凄く「あるある」感が強い話が多く、面白いですね。

自転車の書き込みも細かいのも高ポイント。
自転車好きなら要チェックだと思います。

これから自転車を始めようと思っている方は気持ちを高めるのに。
すでにどっぷり浸かっている人は・・・
『ああ、そういえば自分にもこんな頃あったわ』と、少しホロリとなります。