歴史人 9月号 の感想

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参照データ

タイトル歴史人 9月号
発売日2015-08-06
販売元ベストセラーズ
JANコード4910196910952
カテゴリジャンル別 » 雑誌 » 人文・思想・社会・歴史 » 地理・歴史・考古学

購入者の感想

「歴史人」という本は、武将や志士をすぐにRPGのようにパラメーター化したり、掲載CGでは
おサルさんのような人が走り回ったりと大忙しの本ではありますが(あと、やたらと広告が多いネ)、
今回の企画は、そんなものが久々に消し飛んでしまうほど面白かったです(消し飛んだだけ。当然、
CGは相変わらず)。

本書の見所のひとつは、「石田三成は、豊臣家に殉じた忠義の将だったのか?」でしょう。
8ページにわたって、様々な説を検証するのも面白かったですが、とくに最後にある、「歴史家」たちは
三成をどう評価しているのかが興味深かったです。新井白石・頼山陽から、果ては山岡荘八・司馬遼太郎までの
16人の「歴史家」たちの「説」と、その「概要」が記されているのが良かったです。

また、大谷吉継や島津義弘に多くのページを割いてくれていたのも嬉しかったです(ともに6ページ)。
二人が関ヶ原にどう臨んだかは、分かってはいても、改めて読むと、大谷吉継の奮戦には胸が熱くなり、
島津義弘の敵中突破には、血湧き肉躍ります。

以下に目次を列記しておくので、購入の参考になれば。

   関ヶ原合戦はなぜ起こったのか?

「合戦の原因、歴史的背景、参戦武将たちの思惑を徹底解明!」

   関ヶ原の戦い ~戦国最大の決戦~

「秀吉の死から、伏見城の戦い、小山評定、そして決戦の日まで・・・
その時、何が起きたのか?リアルドキュメントで追う」

   石田三成は、豊臣家に殉じた忠義の将だったのか?

「忠臣説から愚将説、奸賊説まで、古今東西の『三成像』を総括、再検証する!」

   これぞ「人を動かす」!家康はなぜ勝ったのか?

「家康はいかにして天下分け目の戦いを制したのか?その理由は情報とコミュニケーションにあった!」

   武将からみた「それぞれの関ヶ原合戦」

「東西に分かれた有力武将たちは天下分け目の決戦をどのように戦い抜いたのか」

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