第一精工 ノットアシスト 2.0 カーボンブラック の感想

※サンプル画像 クリックで拡大します

これを使うことでしっかりテンションを掛けた状態でノットを組めるため
とてもきれいで強いFGノットが組めます。
巻き込んでいる時点で、PEラインの色が変わっているのを確認できます。
そして早い…。

いいことばかり書いていますが、ふたつだけ難点が…
まず使い方（ラインのセット方法）が分かりにくい。
こちらはyoutubeに第一精工の公式チャンネルがあるので
そちらを見て、使い方をしっかり覚えれば解決できます。
あとひとつは、手が小さい（指が短い）人が使うと
真ん中のロックがすぐに外れてしまうので、気になります。
何回か巻いておけばリーダーが緩むことはないと思いますが
精神衛生上落ち着かない感じで、非常に気になります。

難点のほうを重点的に記載しましたが、
解決方法がないことはないので致命的な問題ではないかと思います。

商品自体は非常にいいアイテムで、
ノットのせいでルアーフィッシングに躊躇している人へお勧めできる、
初心者の門戸を広げるツールだと思います。

中学生の子供と一緒にルアーフィッシングを楽しんでいます。
なぜかＦＧノットを組むのは毎回お父さんの仕事と決まっています。
（子供が６歳の時から釣りを始めて、その時からの名残です）
どっちかがラインブレイクすると、お父さんはＦＧノットを組むため釣りができません。
ノットツール無しでは釣りに復帰するまで１０分は要していました。
（その一方で、子供はお父さんのタックルで、、、しかもヒットさせたり、、、）
昨年のＥＺノッターのＳＳを購入後は、８分ぐらいに短縮できました。（仕舞い場所に悩みます）
５月末にノットアシスト２．０を購入してからは、５分以内には復帰できるようになりました。
全てウェーディング中（親子でウェーディングも珍しいのですが）での復帰までに要する時間です。
家の中での所要時間はＥＺノッターのＳＳで２分４０秒前後、ノットアシスト２．０だと２分前後です。
根掛かりした時はノットアシスト２．０の方が回収率は高いようです。
編み付けた部分をリーダーを引っ張りながらアーム部分を広げてあげる事で締め付けを強くできます。
ＥＺノッターのＳＳだと、バネが弱いので、締め付けが弱いみたいです。
強く締めつけようとしても、アーム自体がバネなので力が逃げてしまい、締め付けがやり難い感じです。
その差が回収率の差につながっているみたいですね。ルアーロスト分を考えれば安い買い物です。
第一精工さんの動画では、締め付けをきつめにする部分が軽く触れているだけなので見過ごしてしまいますが、
この部分が強いノットにするための一番のポイントかもしれません。
いつも子供が無茶して流されたりしないか心配なので、わき見しながらＦＧノットを組んでいます。
今のところはこの製品が一番良くできていると思います。