子どもたちの遺言 の感想

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参照データ

タイトル子どもたちの遺言
発売日販売日未定
製作者谷川 俊太郎
販売元佼成出版社
JANコード9784333023622
カテゴリジャンル別 » 文学・評論 » 詩歌 » 詩集

購入者の感想

作者谷川俊太郎氏は、はじめ、自身が子どもたちに向け遺言を書くという発想だったらしい。
しかし、死からはるかに遠い子どもが大人に向け遺言する方が切実だと考え、このタイトルにしたとのこと。

一番始めの詩は、生まれたての子どもからのメッセージ。
「いまからぼくは遺言する」 の一文が、胸に響く。

詩とともにページを飾る写真もインパクト大。
日常を切り取ったような自然な写真が素晴らしい。

作者・写真家ともに充分「大人」なのに、子どもの目線と感性で、その年の頃を思い出させる仕上がりは、2人の力量を感じさせる。

生まれたての子どもから成人式を迎えるまでの子どもたちの身になって書かれた12の詩。

子どもの頃の自分を思い出します。

自分の娘よりも小さい子の詩は、まるで自分の娘が話しているかのようで
涙が出てしまいました。
でも自分の娘よりも大きい子の詩を読むと、いつの間にか忘れていた
子ども時代の自分自身を思い出します。

親の気持ちと子どもの頃の気持ち、両方を感じられる不思議な本です。

目次:
生まれたよ ぼく
平気
もう まだ?
おしっこ
一人きり
幸せ
走る
もどかしい自分
いや
ゆれる
きみと
ありがとう

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佼成出版社から発売された谷川 俊太郎の子どもたちの遺言(JAN:9784333023622)の感想と評価
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