恋する暴君 (9) (GUSH COMICS) の感想

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参照データ

タイトル恋する暴君 (9) (GUSH COMICS)
発売日2014-04-10
製作者高永 ひなこ
販売元海王社
JANコード9784796405539
カテゴリ » ジャンル別 » コミック・ラノベ・BL » ボーイズラブコミックス

購入者の感想

数あるBL作品の中で、やっぱり一番好きなのが「暴君」の宗一兄さん&エンゼルくんなので、また続きが読めてとにかく単純に嬉しいです。
おまけに、宗一&森永編が130P、国博&真崎編が100Pと大ボリュームで読みごたえもアリ。

「そばにいろ」と言ってもらえて取りあえずのハッピーエンドだった前巻でしたが、今巻では、森永くんがここまで育て上げた(笑)宗一兄さんが女子に狙われ出してることにモヤモヤし、就職する代わりに選ばれた助手候補(仮)2人に対して、自分は選ばれたわけではないことにモヤモヤし、もっと自分に恋して欲しいとモヤモヤし・・・と全編に渡ってネガティブ思考な森永くんに、「でかめの覚悟」で応える男前な兄さんが素敵です。
そして、何だかんだ言って森永くんのことは結局ほぼオールOKな感じに受け入れちゃう兄さんもたまりません。

ただ、森永くんの 「大きな信頼を寄せてくれてるけど それは恋じゃないから・・・」というモノローグがあって、確かに兄さんはエンゼルくんのことがとても大事で、沈んでいれば気になるけど、まだ恋、ではないのかなぁと。
その辺が兄さん本人の無自覚ぶりもあって今回もはっきりしていないので、次巻以降でもっとエンゼルくんに本格的に「恋する暴君」になってくれたらいいなと思いました。

国博&真崎編は、5巻の「ぼくたちの失敗」の続き。追う国博(かなり暴走気味)に、逃げる真崎。あんなにエンゼルくんと真崎を傷つけたのに、この変わり身の早さ何!?と思わなくもないですが、まあ真崎さんはずっと国博が好きだったからハッピーエンドで良かったね、ということで(^^;)

描き下ろしは、森永を見ていて、どこまで兄さんのお世話をすればいいのか悩む助手候補(仮)たちの話。最後まで楽しませてもらえました。

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