メカコレクション 宇宙戦艦ヤマト2199 No.02 ユキカゼ の感想

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５０歳手前、バリバリ老眼持ちの目から見ても・・・・・・
組み立てサクサクで見栄えが良いというのは嬉しい限りです。

２色成形の為、イエロー部の塗装止む無しですが、成形色を活かしたままで結構いけます。

細かいモールドもバッチリ。

船尾のアンテナパーツは一発抜きで感動ものです。（大笑）

もう大物買いは止めて、メカコレシリーズ１本に！！と思わせる出来です。

　2199版のメカコレは2色までの成型色が基本となっているのか今キットではレッドとホワイトの2色となっている。
　なのでイエローに該当する所(ここでのイメージ画像のイエロー部分が成型色ではホワイト)などは塗装しなければ「ゆきかぜ」の劇中通りにはならない。どちらかというと、ホワイト部分がグレーであるなら(連合宇宙艦隊セット2の)「いそかぜ」などの同型艦が近い成型色の構成だ。
　昔の「古代艦(ゆきかぜ)」メカコレと比較すれば単色だったので成型色が増えてはいる。
　成型色を生かしながらの塗装も容易なパーツ分けがされているので考慮した設計とも感じた。

　メカコレはノンスケールだが、別キットの1/1000スケールより大きい点(「ゆきかぜ」は完成で全長約11cm)が利点でもあると思う。少し大きい分だけ各ディテールも細かい。
　1/1000スケールキットの方は成型色のバリエーション違いで艦の種類を考慮して設計されていたので、異常に細かいパーツ分けがされていた。先端部分のパーツ分割や下部のタンク状パーツの取り付け、塗装する際にも小ささが手伝って少々組み立てづらくもあった。
　しかし、今キットではある程度の大きさもあるし、下部のタンク状のパーツも差し込むのみで手軽に組める。
　ちなみに艦橋後ろのパーツが少しキツめなので、はめ込む部分の後ろ側を少々削るとスムーズにはまる。

　驚くのは後部の細い交差した形状の所。一体成型でスライド金型を使用したパーツと見受けられる。
　昔のメカコレは少々プラスチックの質が落ちる感じだったが今キットでは1/1000スケールと同質の物が使用されている。

　マークや艦名は水転写デカールではなくシールである点は好みの分かれる点であろう。
　艦名は「ゆきかぜ」「あやなみ」「いそかぜ」の3種から選択が可能。「あやなみ」は「ゆきかぜ」と同色の艦だが「いそかぜ」はグレーが主体色の艦なのが成型色の意図している設計とも思われた。

　キット的にもスナップフィットで完成出来るので組み立て易さもある。