男の子を伸ばす母親は、ここが違う! の感想

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参照データ

タイトル男の子を伸ばす母親は、ここが違う!
発売日販売日未定
製作者松永 暢史
販売元扶桑社
JANコード9784594051358
カテゴリジャンル別 » 人文・思想 » 教育学 » 生涯教育

購入者の感想

子育ては家庭環境が大切だということを感じました。孫の子育てに役に立てたいと思っております。

いまの若い母親のみなさんとお話をすると、(自分の子供は)女の子がいい、男の子は疲れる、と口を揃えておっしゃいます。無意識のうちに、自分が子供の頃のおとなしいイメージを、自分の子供である男の子にも重ねてはいないでしょうか。

たしかに男の子であろうが女の子であろうが、親にとって一番楽なのは、いつどんな状況でも、自分の言うことに服従してくれる子供です。自分にストレスがあるときはおとなしくして欲しい、自分が家の中にいたいときは黙って家にいてくれて寡黙に遊んで欲しい、自分が外でリフレッシュしたいときは一緒に外へ行ってくれる。そんな子供はとても親にとって楽です。そしてそういうことを本気で願う母親が多い。

しかし親と子供の気分がまったく一致する瞬間はそんなに多くないです。特に生理的にまったく違う体を持つ、女である母親と、男である男の子ではなおさらです。

親が子供に服従させるということは、いい意味では忍耐力をつけさせるといえますが、悪い言い方をすれば、ペット化しているともいいます。男の子が何かをしたいときに、親の都合で、それを押さえつけられる。すると、服従することへの習慣と、相手の都合に合わせる自己犠牲の性格が形成され、ついには自分の本当にやりたいことがわからなくなってしまう自己欲求の混乱にまで及ぶことすらあります。もちろんしょっちゅう願望を折られ続ければ、あきらめやすい、根気のない性格にもなるでしょう。

これらのことを幼児から随時母親から受けていたら、どんな男に成長するかは、いまの若者を見ると顕著ではないでしょうか。命令されたこと以外できないマニュアル君。何をしたらいいかわからないフリーターやニート。いずれも彼らに共通するのは、強い自己主張や自己欲求がないことです。小さい頃からそういうことを失くすように、しつけられてきたからです。それが本人にとって幸せか、そうした子供を持つ母親は、振り返る必要があるのではないでしょうか。たぶんそういう子供たちは幼児の頃、母親の言うことをよく聞いていた(聞かされていた)ケースが多いのではないでしょうか。その当時は、「良い子」ではなかったのではないでしょうか?

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